パッティングの基本(上達の為のドリル)

2020年5月28日 |

みなさんこんにちは、ko-seiです。
前回のパッティングの基本に続いてパッティングの基本(上達の為のドリル)をお届けします。

前回、パッティングのストロークは肩のみを動かす意識で行いましょうとお伝えしましたが、肩でのストロークをチェックしながら身体に覚えさせていくドリルから紹介します。

■ストロークチェックドリル
両手を同じ高さで合わせるようにグリップの下の方を持つようにして下さい。
この時、グリップの上の方と腕との間に隙間が出来ると思いますが、この隙間ほ幅が変わらないようにストロークしていきます。

<悪い例>

<良い例>

隙間の幅が変わると言う事は手首が動いた証拠です。隙間の幅が変わらないようにストロークする事で自然と肩でのストロークが身についてきます。
このグリップはしっかり握れないので長い距離では隙間の幅がどうしても変わりやすいので、3mくらいの距離で練習する事と前回お伝えした下半身は動かさないように気をつけて行っていきましょう。

■距離感ドリル
よく距離感を伝える時に手で転がして、同じようにと練習する事がありますが、手で転がした時と同じ目線でストロークをしていきます。


街を歩く時、足の幅やスピードを見ながら歩きませんよね?距離感の難しいところはターゲットを見ずに下にあるボール(当たる瞬間)を見ているところにあります。
このトレーニングを続ける事で、生活の中で養ってきた距離感がパッティングの距離に活かせるようになってきます。素振りだけでも効果がありますが、続ける事が大事です。

■方向性ドリル
パッティングでの方向を決めるのはフェースの向きです。ボール位置をズラしてストロークしフェース面をチェックしていきます。

<悪い例>

<良い例>

フェース面の開閉が大きければ大きいほどズレる可能性も広がり、ズレた時の度合いも大きくなります。ボール位置をズラしてストロークした時でも近い位置にボールが行けば開閉が少ない証拠です。
また、近い方向(左にズラしたボールがやや左)にストロークしようとする事で、フェース面の動きも安定し方向性が良くなります。

■ミート率UPドリル(前後)
ティーを使ってフェース面の前後のズレをチェックします。使用しているパター幅にやや余裕を持たせティーを刺し、当たらないようにストロークしていきます。



フェースのトゥやネックにボールが当たると当たった瞬間にフェース面が動きやすく、方向性が悪くなるだけでなくボールの転がりにも影響し距離感が合わなくなってきます。
ティーに当たらないようにようにストロークする事で前後のズレが解消されてきます。

■ミート率UPドリル(上下)
ビー玉を使って上下のズレをチェックします。1m~1.5mでビー玉を綺麗に転がしていきましょう。



グリーンにクラブヘッドが触れてしまうとスピードやフェース面が変わりやすいパッティングでは空中をストロークしていきますが、地面にあるボールに対してクラブヘッドが上を通過しすぎるとボールの転がりに影響が出て、距離感が合わなくなります。小さなビー玉を綺麗に転がるように打つ事で、クラブヘッドが通過する高さが安定します。
また、結果がすぐに出るショートパットではヘッドアップも起こりやすくショートパットが入りにくくなります。早いヘッドアップをしてしまうとビー玉では綺麗に転がりにくいので、良いチェックになります。

自宅でも行なえるドリルもいくつかあるので、チェックしてみて下さい!
次回はグリーンの読みとスタート前の練習のポイントについてお伝えします。

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この記事を書いたのは

佐々木 康生

佐々木 康生

みなさん、こんにちはko-seiです。

今できる準備をしっかりと行なっていきましょう!

やまない雨はない。

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