みなさんこんにちは、ko-seiです。
今年は梅雨明けが遅かったせいか、なかなか秋が来ませんね。
まだ熱中症の可能性があるので水分を十分にとって秋の準備をしましょう。
今回のWEBレッスンは上げるアプローチについてです。
レッスン受講者にアプローチでの使用クラブを聞いたときに、「アプローチウェッジ(A)」「ピッチングウェッジ」などの回答が聞かれます。
「サンドウェッジは?」と聞くと「バンカーだけです」「苦手なので使いません」と。
最近ではロフト表示のウェッジ(48°~64°くらい)の物も多いですが、名前からするとアプローチウェッジ→アプローチで使用、サンドウェッジ→バンカーで使用となるのでアプローチウェッジを積極的に使用するのもわかりますが、ケースによってはサンドウェッジで上げるアプローチをした方がやさしいケースもあるので、いつでも使えるように準備しておきましょう!
◆なぜ上げるアプローチがやさしいのか?
写真のケースは嫌なバンカー越えのアプローチですがクラブ毎にラン(落ちてからの転がり)を考慮し、落とし場所を考えてみましょう。
【50°】
バンカーを越えてすぐの場所。
バンカーのプレッシャーが強く、落とし場所がラフ&少し受けているのでランが想定しにくいです。
【54°】
グリーンエッジあたりのラフ。
まだラフなのでどのくらい影響を受けるのか?想定しにくいのと、グリーンとの境目なのでラフの抵抗を想定していたのに、少しズレてグリーンに直接落下した場合はオーバーしてしまいます。
【58°】
グリーンエッジから3ヤードくらい。
グリーンに直接落とすのでランが想定しやすく、バンカーから落とし場所が離れたのでバンカーのプレッシャーが少なくなります。
もちろん同じ距離を打つ場合、ロフトの多いクラブの方が上がるため振り幅も大きくなり、精度が落ちやすい⇒大怪我になりやすいですが、バンカーのすぐ上に落とさなくてはいけなく、ラフの抵抗を想定しないといけないクラブとバンカーから落とし場所が離れてランの計算もしやすいクラブ。
現状では使い慣れていないのであまり上げるアプローチを使っていない方にはすぐにやさしいとは言えませんが、使い慣れてくればどちらがやさしいかわかりますね。
この様なケースは誰でも遭遇するので、その時の為に準備しておきましょう。
慣れないうちは結果が心配でヘッドアップが早くなったり、リズムが速くなったりしやすいので気をつけながら、まずは練習での成功体験を積みましょう。
この秋、ゴルフをもっとやさしくする為にバンカーでしか使っていないサンドウェッジ(56~58°)に挑戦して見て下さい(^^)/