ゴルフ基礎知識

これからゴルフを始める方へ

ゴルフでこれだけは覚えておくと楽しめるのではないか?
というところを9ホールにまとめました。
それではまず力を抜いて、軽くハーフラウンドしましょう!

ゴルフの誕生

このゴルフの誕生には、さまざまな説があります。一番有力なのは、スコットランドの羊飼いが羊を放牧させている間の暇潰しに、ウサギの巣へ持っていた杖で石ころを入れて遊んだのが始まりという話です。後に貴族などがゴルフを好むようになって、ゴルフは紳士のスポーツとなったようです。その後、スコアをつける競技となり世界に広がりました。

ドレスコード

プレーではスポーティな動きやすい格好が最適です。今はファッション誌にも必ずゴルフウェアの特集が組まれていますので参考にしてみたらいかがでしょう。ゴルフ場のクラブハウスでは紳士淑女的な格好が求められます。ブレザー着用が必要なコースもあるのでスポーティなセミフォーマルくらいが良いのではないでしょうか。

必要な道具

ゴルフをプレーするために必要な道具は、ゴルフクラブ(14本まで)、ボール、グローブ、ゴルフシューズ、ティー、マーク、グリーンフォークです。コレだけ揃えればOKです!最近では中古ショップなどもあるため、意外と安かったりしますよ。ゴルフシューズはスパイクレス(メタルの鋲ではなくプラスティック素材のゴルフスパイク)のみ使用のコースがあるので、スパイクレスを購入しましょう。

メンバーコースとパブリックコースの違い

ゴルフはイギリス貴族の社交場として発展したため、日本のゴルフ場もメンバーコースが多くなっています。メンバーコースとは、文字通りメンバー制を採用しているコースで、会員権またはプレー権を持っているメンバーのみがプレーを許され、その他の人はゲストとしてメンバーと同伴もしくは紹介によってプレーできる形を取っています。一方、パブリックコースとは同伴や紹介といったメンバー制をなくしたゴルフ場です。誰でも気軽にそのゴルフ場でプレーすることができます。

知っておきたいマナー

最低限覚えて欲しいマナーはこちら

  1. 他のプレーヤーが打つ時は音を立てないようにし、プレーヤーの視界に入らないように配慮しましょう。
  2. 危険なのでボールを打つプレーヤーより前に出ないようにしましょう。
  3. グリーン上では走らず、足を引きずらないようにしましょう。

知っておきたいゴルフ用語

「ギア関連」

ウッド

別名1番をドライバー、3番をスプーンと呼ぶ。
丸みを帯びたクラブで長さも長い。元々は木で作られていたのでウッドと呼ばれるが、現在ではチタン製が主流。

アイアン

ウッドより短めのクラブでボールを打つ部分が平たくなっているもの。
番号が若いもの程長く飛距離も出る。元々鉄で作られていたのでアイアンと呼ぶ。

パター

ボールを転がすためのクラブ。
グリーン上でホール(穴)にボールを転がして入れるためのもの。

ティー

正式名はティーペグ。1打目を打つ時にボールをリフトさせるためのもの。

「動詞と名詞で使える用語」

アドレス

構えること。ゴルフの定義ではスタンス(足を置く行為)を取り、クラブの底をボールの横に触れさせた時にアドレスとなる。

ソール

クラブの底の部分。地面にこの部分をつけることを「ソールする」と言う。

マーク

グリーン上で他の競技者の邪魔にならないようにするために、ボールの位置をコインなどで印しておくもの。これを「マークする」と言う。

グリップ

ゴルフクラブの一部で、手が触れるゴム状になっている部分。手でクラブを握ることを「グリップする」と言う。

ゴルフ場の使い方

全国すべてのゴルフ場が同じではありませんが、多くのゴルフ場はこのような仕組みになっています。一度覚えてしまえば、もう安心です。楽しいラウンドが待っているに違いありません。

予約からゴルフ場まで

  1. まずは予約!
    ホテルを予約する感覚でOKです。日にちとスタート時間を予約します。
  2. 当日・出発
    予約の約1時間前にゴルフ場へ着けるようにしましょう。
  3. 到着
    クラブハウスの玄関に車を止めてトランクを開けてください。
    この時、ゴルフ場のスタッフがキャディーバックと着替えを入れたバッグを場内へ運んでくれます。
  4. 移動
    車を自分で駐車場に停め、この時ブレザー着用のゴルフ場は羽織ってクラブハウスに入ります。
  5. エントリー
    フロントで署名と住所、電話番号を決められた台紙に書きロッカーキーをもらいます。
  6. ロッカーへ
    フロント近くの棚かソファーにある着替えのカバンを持ってロッカールームへ行きましょう。
  7. 着替え
    ゴルフができる格好に着替えスパイクを履き、マスター室前まで行きます。

プレースタートからの流れ

  1. 準備
    マスター室近くにキャディーバックがあります。時間があれば、練習グリーンでパッティングやプレー前の打球練習もできます。
  2. スタート
    スタート時間の約15分前にはティーグランドにいましょう!いよいよ本番です!
  3. ハーフ終了・昼食
    前半の9ホール終了です。この時、後半のスタート時間を聞いてください。
    クラブハウスのレストランで昼ごはんです。
  4. 後半スタート
    ここでも約15分前にはスタートホールにいましょう。
  5. ラウンド終了
    クラブハウスに戻ったらクラブの本数を確認します。
  6. ロッカーへ
    お風呂に入って当日の疲れを癒してください。
  7. 精算
    フロントでロッカーキーを渡して精算をします。
  8. 駐車場
    クラブハウスへ車を回してキャディーバックを積み帰宅です。

ゴルフの楽しみ方

服装

クラブハウスに入るときにはドレスコードがあることを覚えておきましょう!男性ならばシャツにジャケット、クリース(折り目)の入ったパンツに革靴。女性はカットーソーにジャケット、スカートにパンプスなどの服装が一般的です。お友達とパーティーに行くイメージでコーディネートしてみると楽しいかもしれませんね。

ギア(道具)

ゴルフは道具を使うスポーツですから、自分だけのこだわりを持つのも楽しみの一つです。
○○プロと同じクラブとか、自分だけのオリジナルクラブとか。スコアが悪くても使っているだけで幸せな気分になれる!楽しめちゃうから不思議です。

仲間

ゴルフは数あるスポーツの中でも特殊なところがあります。審判がいないこと、老若男女が同じルール、同じフィールドでプレーできること。それは仲間同士が気軽に楽しめるということです。友達、家族、恋人、ライバル。性別や年齢を超えて素敵なゴルフ仲間を作りましょう!

コース

ゴルフコースは日本国内で約2,400コースあります。沖縄から北海道までその土地ならではの地形や風土、歴史がコースの特色を作り出します。難しいコースや簡単なコース、風格を感じるコースやモダンで綺麗なコース。素晴らしいコースに出会ったとき、大きな感動を感じることができるでしょう。

歴史

ゴルフは600年以上もの歴史があるスポーツです。その中で数々の伝説や名言、逸話などが生まれてきました。調べてみると思わず「なるほど!」と感心してしまう言葉や、上達のヒント、さらにはちょっと笑えるエピソードまで、深い歴史の中で育まれてきたからこそ興味深いものばかりです。あなたもゴルフ史に残るエピソードを作ってください。

次はレッスンを受けてみましょう!

これからゴルフを始める方にはリラックスレッスンがおすすめです。経験豊富なコーチが楽しく丁寧にゴルフの基礎を教えてくれますから、全くゴルフをやったことがない方でも安心して受講できますよ。

リラックスレッスン

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