このゴルフリゾートにはNo.1からNo.8までのコースがあり、それぞれに違った趣のゴルフを楽しむことができる。
チェックインを済ましてフロントデスクに今日はプレー出来るか?と訊ねると、ホテル内にあるプロショップを案内された。
ホテルの中で全てのコースのブッキングが可能なシステムは便利だ。
プロショップで明日No.2をプレーするので、他にオススメのコースがあればプレーしたいと聞くとNo.4を勧められた。
No.4も巨匠ドナルド・ロス設計のコースで、全米アマチュアゴルフ選手権が開催されたチャンピオンシップコースだ。
13:24の予約をとり、ホテルから出発するシャトルバスに乗り込んだ。
メインホテルからクラブハウスまでは約1km程度、前日までのオーガスタの空気を身に纏い、まるで遠足に向かう子供のようにワクワクしながら到着を待つ。
12:50 クラブハウスに到着。
早速中に入ると、こちらもやはり映画のような世界が広がっていた。
プロショップに向かう通路にはメジャーチャンピオンシップのトロフィーや、パインハーストのマスコット「パターボーイ」の銅像が。
チェックインを済ませて、まだランチをとってなかった事に気づき、スタートまで時間もないので、カフェでターキーサンドを買ってドライビングレンジに向かった。
絶好のゴルフ日和。
軽く20球ほどボールを打ってスタート時間が近づいてきたので、No.4のティーインググラウンドに行くと同伴者が待っていた。
バージニア州から来た3人の紳士達とプレーを楽しんだ。
No.4はNo.2と同じくドナルド・ロスの設計で作られ、その後ロバート・トレント・ジョーンズやトム・ファジオが改修を行ったコースだ。
ロスの代名詞とも言われるお椀型のグリーンもあり、池やバンカーも多い。
設計コンセプトが随所に感じられ、カートも乗り入れできて気軽にプレーできる素晴らしいコースだった。
あっという間にプレーを終えて、物足りない私はミスが出たアプローチの練習。
広大なアプローチ練習場で一人黙々とボールを打っていると、学生時代に戻ったような気持ちになった。
学生時代と違うのは、思うようにボールがコントロールできない事と、ゴルフの後のビールが美味いことだけ。
やはり私には東部の上流階級は縁遠い。