GEN-TENが10年という節目を迎える2015年。
次の10年に向けてゴルフへの情熱を持ち続けるために、久しぶりのゴルフトリップに出かけることにした。
2008年はゴルフの聖地スコットランドのセントアンドリュース(St.Andrews Golf Links)へ。
神が作ったと言われるゴルフコースを巡礼に訪れる世界中のゴルファー。
ゴルフの原点に集まる多国籍ゴルファーズの一員として早朝から並んだHome of Golfの思い出はいまでもゴルフライフに深く刻まれている。
今回も、そんな生涯の思い出に残る旅にしたい。さて、どこへ行こうか?
10代を過ごしたアナザースカイ「オーストラリア」も捨てがたい。
久しぶりにカンガルーを見て、ゴールドコーストの海風を感じながら学生時代を思い出すのもいいかもしれない。
だが、候補地として外せないのは、近代ゴルフを作り、ゴルファーの好奇心を掻き立ててやまない「アメリカ合衆国」。
ゴルフ発祥の地がスコットランドなら、アメリカは近代ゴルフ発展の地。
地形や風といった自然に翻弄され、運命を受け入れるスコットランドのゴルフを修行と例えるなら、コース設計者とプレイヤーがゴルフのストーリーをドラマチックに飾る。
アメリカのゴルフはショーのように華やかだ。
荒野のスコットランドと、緑の舞台のアメリカ。
このコントラストがゴルフを奥深くさらに魅力的にしていると感じる。
2014年11月某日。
私は、行き先をアメリカに決めて旅の計画を始めた。