ゴルフキャンプ後は宮古島の魅力探しに3日間滞在しました。
自転車を借りて30km程度でしたが、島内を散策。
車で3時間あれば島をゆっくり一周できるくらいの広さで、島内では高い場所からならどこからでも海を見渡すことができます。宮古島と言ったらエメラルドブルーに染まった海とサンゴ礁を思い浮かぶ人がいると思います。海岸沿いの砂浜には石化したサンゴ礁が打ち上げられています。
本州とは異なりサトウキビ畑が広がります。訪れた時期がちょうど年に数回ある収穫の1回目だったようです。収穫したサトウキビを乗せたトラックがよく走っていました。サトウキビを収穫したら葉タバコを植える作業が始まるとタクシーのドライバーさんが教えてくれました。
建物は沖縄本島にあるようなオレンジの瓦屋根ではなく、灰色で平らな屋根と低い家が特徴です。これは台風で家が壊れないようにするためだと聞きました。台風がくると1週間ほど電気が止まってしまうこともあるみたいです。つねに自然に合わせた生活、それが宮古島なのでしょう。
島ではいろんな料理を堪能しました。
豚の三枚肉とかまぼこ揚げを乗せた宮古そばは有名ですね。
海ぶどう
そーめんちゃんぷる
宮古牛を使った料理
マンゴージュース
そのほかにも色々と食べましたが食べることに必死で写真は撮り忘れました。
印象的だったのは街の中心部にある「ダグズ・バーガー」というハンバーガー店です。このお店の創業者のダグズさんは、カリフォルニア在住のアメリカ国籍を持つ日本人です。お店を始める前の彼は弁護士の仕事もしながら釣りが大の趣味でありキハダマグロを釣るために宮古島を年に15回訪れていたようです。
ここまででだいぶ情報量が多いですが、惚れ込んだ宮古島に住む人たちの観光業が活性化するようにハンバーガー店を始めたようでした。メニューはオーガニックで宮古島の食材を使い地産地消を心がけて運営するハンバーガー店にこの島への愛を感じられました。また食べに来たいと思います。
ゴルフ場から帰る際に利用した50、60代のタクシーの運転手さんは1年前に東京から宮古島に移住してきたと話してくれました。久しぶりにお話しできてよかったですと帰り際におっしゃっていました。今回お会いした運転手さんはこの地でのつながりがまだ少なかかったのでしょう。しかし大きな魅力に惹かれ、現地の人の温かさに触れこの地の移住を決めたのだと勝手に想像してました。今回この宮古島でお会いした方は例外なく、おおらかで優しい印象を受けました。
帰りのバス停で待っていると関西弁で話す若者男女3名の声が聞こえてきました。数ヶ月の短期リゾートバイトをこれから始める若い方たちの声でした。その中の1人の男性は沖縄旅行で訪れた宮古島が気に入りその勢いで直接申し込んだそうです。若者にとっても都会の便利さ以上に価値があり、ここでしか味わえない経験を積むためにこの地までやってくるのでしょう。ちょうど30の私もたしかに惹かれるものがここにはありました。
マリンスポーツをはじめアクティビティには最高の場所ですし、何もしないでいても充実を感じることができる場所です。生活する上でのモチベーションを失ってしまったらここにきて療養するために訪れることも良いと思います。多くのモノはないかもしれないけれど、幸せに必要なすべてが揃っている、それが宮古島でした。
宮古島探検記はいかがでしたか?ゴルフの楽しみ方はそれぞれあると思いまして、その一つというのは、今回のようにゴルフを通じてその土地の文化に触れて、これまで気づかなかった新しい発見をするという楽しみ方です。私にとってはスコアを数打縮めることよりも大きな価値があることのように思いました。これからもそういった魅力をお伝えできるゴルフキャンプも開催できたらと思います。
(宮古島の星空)
GEN-TENのコンセプト
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最後までお読み頂きありがとうございました。