距離が短い砲台グリーンのアプローチ:イメージと実際のギャップ

2025年3月21日 |

こんにちは、toshiyukiです!
今回は距離が短い砲台グリーンのアプローチです。
これまでの記事ではアプローチをする際の考え方や打ち方のポイントをお伝えしてきましたが今回は実際に打ったボールの飛び方や結果についてもお話ししたいと思います。
まずはいつものように状況を確認していきましょう。
GEN-TENコースレッスン14ydアプローチ

1. 状況をチェック

・ボールからホールまで14yd
・ボールからエッジまで4yd、エッジからホールまで10yd
・ボールの位置から50〜60cmの打ち上げの軽い砲台
・エッジから下りのフックライン

2. ショットのイメージ

今回の狙いは、スピンをかけて距離感をコントロールし、確実に寄せること。そのために、以下のような打ち方をイメージしました。
・腰の高さくらいの弾道をイメージ
・スピンがかかることを想定し、エッジから2〜3ヤード地点にキャリーさせる

3.打ち方のポイント

・ボールをスタンスの真ん中辺りに置きハンドファーストになり過ぎないように構える
・手首を柔らかく使いクラブヘッドを加速させる

4.実際の飛び方と結果

・インパクト前に手元が減速し、コックが早めにリリースされた
・その結果、ロフトが増えて想定よりも弾道が高くなった
・イメージよりも手前にキャリー
・フェースの上部でヒットしたことでスピンがかからなかったがその分ボールが転がりホールの横1mに寄った

5.結果に対しての考え方

以前にアプローチショットでは打つ前に状況を確認してどう寄せるのかを明確イメージすることが大切だというお話をしました。
しかし今回のアプローチもそうですが私自身思い返してみると毎回イメージ通りのボールが打てているわけではありません。
実際にはイメージとは少しズレている場合が多いです。
ただ結果としてはまずまずの距離に寄っていたりします。
これを失敗と捉えるか成功と捉えるかでここからのプレーに大きく影響します。
おそらくツアー選手でも毎回100%イメージ通りに打てている選手はいないと思います。(もちろん私とは比べ物にならないぐらい精度は高いですが笑)
ショットの精度や結果に対して拘りが強くなり過ぎるとショット時にプレッシャーが大きくなり本来のパフォーマンスが出せなくなります。
良い意味でアバウトに考えることで思い切ったプレーや良い結果に結びつく確率は上がってきます。
ショットの精度にも結果にもゆとりを持ってプレーしていきましょう!(^^)

アプローチの精度を上げる為にはやはり練習量が必要です。
しかしアプローチの練習が出来る環境はなかなかないと思います。
僕が開催しているヒントレッスンでは芝の上から打てるアプローチエリアや実際のコースを使って丸一日レッスンします!
アプローチに悩んでいる方、アプローチのスキルを伸ばしたい方はぜひご参加下さい! 
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この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

寒い2月もあっという間に過ぎていよいよ暖かい3月に突入です!
と思いきやまた寒さが逆戻り?(^^;;
寒暖差の激しい時期、花粉も飛び始めているので体調管理には十分に気をつけていきましょう!
さてこれからラウンドの機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか?
コースの状態はまだまだ芝が薄い状態なので難しいアプローチが残ることもあると思います。
どんな状況からでも対応出来るようにまずは基本からしっかり習得することが大切です!
毎月、アプローチの基礎を学べるヒントレッスンを開催していますのでぜひ参加してみて下さい!
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