こんにちは、toshiyukiです!
今回は、左足上がりのアプローチについてお話ししていきます。
左足上がりでは2種類の打ち方があります。
ひとつは前回、左足下がりの記事でもお話しした地面に沿ってスイングする打ち方、もうひとつは傾斜に逆らってスイングする打ち方です。
打ち方を変えることで球の高さや距離感も変わってきます。
この2種類の打ち方を使って寄せる時の考え方や注意点などをわかりやすくお伝えしていきますね。
まずはいつも通り状況のチェックから。
⑴.状況をチェック
・ボールからホールまでは17yd
・ボールからエッジまで3〜4yd、エッジからホールまで13〜14yd
・グリーンの傾斜は若干上りでフックライン
⑵地面に沿ってスイングする場合
1.ショットのイメージ
・高弾道でホールの近くまでキャリーさせるイメージ
・グリーンが上り傾斜でほとんど転がらないので15ydぐらいにキャリーさせる
2.打ち方のイメージ
・傾斜に沿うように少し右に体を傾ける
・ボール位置はスタンスの真ん中よりやや左足寄り
・傾斜なりにクラブを振り抜く
・フォロースルーをしっかり取ると、ふわっと上がる
ボールを上げたいからといって、すくい上げようとしないこと!
傾斜に沿って振るだけで、自然に高さが出ますよ。
3.メリットとデメリット
◆メリット
・ボールを止めやすいのでエッジからホールが近い時に有効
・大きなダフリやトップが出づらい
・手首へのダメージが少ないので怪我をしづらい
◆デメリット
・距離が出しづらい
⑶傾斜に逆らってスイングする場合
1.ショットのイメージ
・膝の高さくらいの低い弾道で転がしていくイメージ
・10ydぐらいキャリーさせて7〜8yd転がす
2.打ち方のイメージ
・傾斜に逆らうように立ちハンドファーストに構える
・ボール位置はスタンスの真ん中よりやや右足寄り
・コンパクトにテークバックしハンドファーストを保ったまま地面にクラブヘッドをぶつけるようにインパクト
・フォローは取らない
3.メリットとデメリット
◆メリット
・小さい振り幅で距離が出しやすい
・風の影響を受けづらい
◆デメリット
・少しのダフリやトップが大きなミスに繋がりやすい
・手首への負担が大きく怪我をしやすい
⑷.クラブ選択
今回は56°を選びました。
56°を選んだ理由は
・地面に沿ってスイングする場合ボールが自然に上がるのでロフトの大きい60°ではなく56°を選んで距離を出やすくした
・地面に逆らってスイングする場合ボールの先の傾斜を越す為の高さを確保しながら転がしていきたい
⑸.まとめ
左足上がりのライでは、傾斜に沿って打つか、逆らって打つかでボールの弾道が変わります。
どちらの打ち方を選ぶかは、状況次第!
・大きなミスを減らしてボールを止めたい時 → 高弾道アプローチ
・風の影響を減らして距離を出したい時 → 低弾道アプローチ
どちらの打ち方も試して、自分の得意な打ち方や距離感を見つけてみてください。
大事なのはどちらの打ち方も練習しておくことです。
状況に応じて最適な打ち方を選べるとスコアアップにつながりますよ!
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