新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2025年、大きな時代の転換期を迎えていると感じます。技術の進歩は私たちの生活を便利で豊かなものにしてくれますが、同時に、人々のつながりや心の豊かさといった、普遍的な価値を見つめ直す機会にもなりそうな予感がしています。変化を恐れず、新しい価値観を模索しながら、より良い未来を築いていきたいと考えています。
⚫︎GEN-TENコンセプト
多くのスポーツは、自分自身の感覚をもとに行います。ランニングではジャンプの蹴り出す方向と力、振る腕の大きさや力感と前傾の角度、より効率のいいフォームで走る。野球の打席ではピッチャーの投げる球種の読みとジャッジ、タイミングを合わせバットを振り出す方向と踏み出すステップの方向、より良いフォームで打つ。
ターゲットスポーツのゴルフでは、最初に決めるは「打つべき距離」、風の向きと強さをみて打つ玉をイメージして決め、打ち出す方向でスタンスとボールとの距離を決め、より再現性が高く効率のよいスイングで打つ。これを自分のボールの後ろに立ってから数十秒で決めて、素振りしながらイメージを作って打つ。これらの行為は、すべて自分自身の感覚を元に行なっています。
そしてより再現性が高いスイングを作るために練習をします。が、同じ感覚で打てる日はありません。一日の中でも気温や湿度など外的要因や、朝の心拍数と疲れを伴う夕方など内的要因でも変わります。
ゴルフコーチは、この自分の感覚と実際の動きのズレを素早く分析し修正してくれる存在です。このズレを自分自身で修正するのは難しく簡単なことではありません。定期的に相談できる情熱溢れるコーチの存在は貴重です。そして共に励まし合う仲間も見つかるGEN-TENの円です。
⚫︎ヒューマンサービス(人的サービス)
先日、とある牛丼チェーン店で初めてランチをしました。お店の雰囲気は小さくてきれいなフードコートのようで、タッチパネルの券売機で注文するシステムでした。ところが商品を受け取る際に「お客さん、お金払いました?」と声をかけられ「???」… 結果から言うと最初の機械を券売機と思い込んだ私の勘違い。その券売機と思っていた機械でチケットを発行し、別の精算機で精算してから品物を受け取るシステムでした。が、お店に入って最初のヒューマンタッチが「お金払いましたか?」という形になったことに違和感を感じました。
ここ数年、カフェやレストランではQRコードやタッチパネルでオーダーしたり、自動カートが配膳したり、DXの名のもとヒューマンタッチが少なくなり、便利でスピードアップできるデジタルタッチが増えています。この便利さはAIの発展とともに、さらに加速し、レストランの入口から出口までノンヒューマンタッチで終わる将来が容易に想像できます。
私たちは、自然の中でゴルフを楽しみチャレンジするみなさまそれぞれの悩みを正確に分析し助言できるゴルフコーチの集団でいたいと思います。そして温かいヒューマンタッチを大切にするヒューマンサービスを提供していきます。
⚫︎2025年によせて
いろいろなAIサービスが増えて、少し使ってみています。(この投稿では使っていませんw)特にOpenAIやGoogle GeminiなどLLMと呼ばれるAIは、自分の思いつきを壁打ち的に検索すると「なるほど」と「???」が交互に帰ってきたりしておもしろいです。Zoomミーティングの議事録作成はAIを使えば簡単にできそうです。画像・映像生成AIの発展は目覚ましく、その可能性と同時に倫理的な問題も考えさせられます。2025年AIはさらに進化し、いろいろな使い方が出てきそうですね。
2005年に設立したGEN-TEN、今年6月に20年を迎えます。設立当初、一般的ではなかったゴルフコースを使ってのレッスン。志しを同じくレッスンをブラッシュアップしゴルフコーチのステイタスを向上してきたスタッフ、それに共鳴し参加して頂いたみなさま、ご協力頂いたゴルフ場の関係者のみなさま、すべてのみなさまに心より感謝申し上げます。ありがとうございます。今後も参加のみなさまのインサイトを熟慮し、価値あるサービスを創り提供して参ります。
木下勝浩