春のゴルフシーズンに向けてクラブを新調したいというお声に応えてフォーティーンのフィッティングにアンバサダーのコーチが同行しています。GEN-TENメンバー様には、より上質なゴルフ体験をしてもらいたいのでゴルフメーカーの協力も得て、このような取り組みが始まっています。
当日フィッティングにお越し頂いたY様の許可を得てたのでクラブ作りの様子をお伝えしていきたいと思います。
カウンセリングでは、どういったクラブが必要であるかをフィッターに相談することができます。当日は特別にレッスンを担当するコーチがオンラインで参加し、Y様のゴルフの状況や特徴などもコーチ目線からフィッターに伝えていきました。クラブフィッティングにハードルを感じてしまう方も今後こうした担当のコーチも加えてクラブ作りに関わっていくことで不安も解消できるのではないかを思っています。
フォーティーンのフィッティングでは使用するヘッドと全体のクラブ重量を考慮し、シャフトを選びます。そしてクラブ全体の流れからシャフト長さとバランスを調整します。クラブの全てを取り替えることを推奨している訳ではなく、いま使用しているクラブの流れからクラブを調整してもらうことができます。
フィッティングによってY様のクラブのラインナップが揃いました。
一般的なセッティングと比べて特徴的なのは、6番〜8番アイアンのシャフトをカーボンにして、9番からロブウェッジまでのシャフトはスチールにしたことです。フィッティング時の打球のデータからスチールシャフトでは6番〜8番アイアンの高さが不足していたので高さの出せる次世代カーボンシャフトをいれました。それをスイングではなくシャフトを入れ替えることで表現することになりました。クラブフィッティングだからできる方法になります。
ロング・ミドルアイアンではグリーンオンさせるためのボールの高さが求められるため、ターゲットを狙うショートアイアンやウェッジに求められる要素は異なります。こうしたセッティングはこれから主流になっていくとは思いました。46度のウェッジから54度のアプローチウェッジまではDJ-6にして、グリーン周りで繊細な距離を打ち分けるために58度のサンドウェッジはRM-α(Lソール)にしました。こうしたウェッジのコンポジット作戦も日頃お客様のゴルフを知っているコーチの意見がないと想像しづらいと思います。
クラブ全体をバランスを整える大きな所から、ドライバーのヘッドのロフトと向きの調整の細かい部分まで時間をかけて決めていきます。今回はフルセットでのご購入でありましたので、2時間以上かかりました、アイアンセットだけであれば1時間半ほどの時間がかかりますが、時間をかけてクラブを選ぶ価値はあると思います。
愛着が湧くクラブを作ることでゴルフがもっと楽しくなりますし、さらに上手くなりたいという気持ちになります。ゴルフをもっと上達し楽しみたいというGEN-TENメンバー様のためにフォーティーンアンバサダーとしてサポートしたいと思います!