「空 雨 傘」でゴルフをみる

2024年2月6日 |


こんにちは、寺嶋です。
2月のこの時期は寒さが厳しいのでラウンドにいくことが億劫になりますね。
今回のブログでは、ゴルフを思考するについてお伝えしていきます。

いきなりですが、「ゴルフではどんなミスが多いですか?」と質問された際に皆さんはどのようにお答えしますか?

よくある回答の例としては、「体が開いてスライスする」や「頭が動いてトップする」というような回答です。

この回答は果たして正しいでしょうか??

お気づきになったかもしれませんが、じつはこれはどんなミス(つまり事実)については正確に答えていないことになります。

「体が開いて..」というような解釈が先にくるケースの場合、先入観が入っているため起こっている事実について正確には捉えていないことが考えられるのです。ゴルフにおいても「事実」、「解釈」、「判断」の順番通り考えることは大切だと思います。

そこで「空・雨・傘」という発想を使うのをお勧めしてます。最初の「空」はどういう状況であるかについてです。起こった現象や事実についてのみフォーカスすることになります。

例えば先ほどの質問を用いると、どんなミスであるか?と聞かれた時に「高くスライスして距離がショートした」、「右に出たトップ」など意図してないボールの飛び方についてが正しいと思います。

「雨」は解釈になります。空が曇天で冷たい風が吹いてきたら「雨が降りそうだ」という解釈が生まれてくるように事実からどう感じたかを指します。

「高くスライスして距離がショートした」という事実があれば、①クラブヘッドの軌道がアウトサイドインの軌道中にボールを捉えていた、もしくは②フェースのヒール側に当たった可能性の2点と、スライスに加えて打ち出しが高いということであればフェースが開いて当たった可能性もあるといった具合に解釈が生まれてきます。

「傘」は行動になります。雨が降りそうだから傘を持っていく、といった様に解釈によって起こした行動についてになります。

「アウトサイドインの軌道かつ、フェースが開いて当たってしまった」という解釈から「私は体が開かないようにスイングしたほうが良い」と思った(行動)をした。このような流れなら真意は別としてロジックから逸脱せず、解釈に対しても説得力のある行動になります。

とはいうものの、プロでないのだからそこまでのゴルフの知識もないし、考える余裕もないと思うかもしれません。私自身、専門外のことなら「空・雨・傘」を使って正確に思考できると思いません。なので私たちゴルフコーチが皆さんの思考を整理するための存在であると思っています。

私たちコーチは「空・雨・傘」の基本を使ってレッスンをしているのでぜひ頼ってくださいね!

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この記事を書いたのは

寺嶋 慶介

寺嶋 慶介

■おすすめのレッスン
2024年11月23日(土)東千葉カントリークラブ

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強化合宿 at ロータスバレーゴルフリゾート(タイ) 他 井上 範大 & 寺嶋 慶介

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