スイング修正は行ったり来たりの繰り返し

2023年5月14日 |

こんにちは、toshiyukiです!
ゴルファーなら誰しも気持ち良くスイングしたいとか良いショットを打ちたいなどスイングの修正に取り組んだことがあると思います。
私もゴルフを始めて30年以上経ちますが今もスイング修正に取り組んでいます。
レッスンでも様々な悩みを耳にしますが今回はスイング修正について私の体験も交えながらお話ししたいと思います。

スイング修正はマッスルメモリー

頻度にもよりますが長年ゴルフをされている方は体にスイングの癖がついています。
要は筋肉がその動きを記憶(マッスルメモリー)しています。
スイング修正はその癖を新しい動きに書き換える作業です。
その為には何度の何度も繰り返し行い、新しい動きを筋肉に覚え込ませるしかありません。
なのでスイング修正には時間と労力、そしてそれに取り組む覚悟が必要です。

スライスからフックへ

私がゴルフを始めた時はほとんどスライスしか出ませんでした。
私と同様に多くのゴルファーは始めた時はスライスに悩み、フックボール習得を目指して試行錯誤しながらスイング修正に取り組んでいくと思います。
レッスンを受けたことがある方やYouTubeなどを見てスイング修正に取り組まれている方はスライスになってしまう理由がアウトサイドインになっていることが原因だと認識されている方も多いと思います。
実際、インパクト時にフェースに対してクラブの軌道がアウトサイドインになっていることがスライスの原因です。
GEN-TENコースレッスンスイング修正アドレス
・アウトサイド
GEN-TENコースレッスンスイング修正アウトサイドイン
そしてクラブ軌道をアウトサイドインからインサイドアウトに修正する為に血の滲むような努力を重ねてフックボールを手に入れた方もいると思います。
私もフックボールを手に入れるまでかなり時間がかかりました。(^^;;
・インサイド
GEN-TENコースレッスンスイング修正インサイドアウト

フックからスライスへ

やっと手に入れたフックボールですが今度はそのフックボールに悩まされるようになります。(苦笑)
フックボールはボールの勢いが強く曲がりが大きくなるとハザードに向かってどんどん突き進んでいきます。
距離が出やすい反面、コントロールするのが難しい球筋でもあります。
フックボールを抑えるにはインサイドアウトをストレートに修正していかなければいけません。
・ストレート
GEN-TENコースレッスンスイング修正ストレート
その為にはアウトサイドインに近づけていく必要があります。
しかしゴルフを始めた時に散々スライスに悩まされたのでもう戻りたくないという思いが強く心に刻まれています。
私もスライスにはもう二度と悩みたくないと思っていました。(笑)
人それぞれ骨格や筋力、柔軟性など違うので修正方法も様々ですが前述したようにクラブ軌道をアウトサイドインに近づけてことが必須です。
ただ筋肉はインサイドアウトに振り抜く動きが記憶されているのでスライスからフックに修正した時と同様にすぐにはアウトサイドインにはなりません。
極端に意識してもスライスは出ないはずです。

スイング修正は行ったり来たり

アウトサイドインからインサイドアウトに修正する時もその逆も一度は行き過ぎるぐらい繰り返し練習しないと筋肉は正しい動きを覚えてくれません。
そうしてアウトサイドイン→インサイドアウト→アウトサイドイン→インサイドアウトと行ったり来たりしながら球筋を安定させていきます。
その間、定期的にスイングをチェックする必要があります。
スイング中は自分では見えないので動画を撮ってチェックするか、コーチに見てもらいながら修正していきましょう!
因みに私は今フェードが持ち球になっています。

まとめ

今回はスイング軌道を例に上げましたが腕のローテーションやハンドファーストなど取り組んでいる課題は人それぞれあると思います。
まずは行き過ぎるぐらい極端に意識してそこから行ったり来たりしながら自分の理想のスイングや球筋を習得していって下さい!

ご予約はこちらから

この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

2024年もあと僅かですね〜
皆さん、今年もゴルフは楽しまれましたか?
飛距離アップやベストスコア更新などそれぞれ目標があったと思います。
達成できた方、素晴らしいです!
達成できなかった方、ドンマイです!
達成できた方はまた新しい目標に向かって、達成できなかった方は来年こそは目標達成に向かって頑張っていきましょう!
私は皆さんが目標を達成できるように来年もアプローチをメインにサポートしていきます!
2024年10月からYouTubeでアプローチのショート動画の配信を開始したのでをそちらもぜひ参考にして下さい!
YouTubeはこちらから!

週間アクセスランキング

  1. そのユーティリティの構え方と打ち方で合ってますか?FP値(フェースプログレッション)を知って苦手克服 143ビュー
  2. 「スプーン」は必要?!3番ウッドについて考える 90ビュー
  3. レイドオフが正解?迷ったらスイングのグラデーションで整理してみましょう 78ビュー
  4. ゴルフ 左足上がりのアプローチは2通りの打ち方で対処! 76ビュー
  5. キャディバックの持ち方 66ビュー
  6. ウォーターハザードとラテラルウォーターハザードの違い 55ビュー
  7. ゴルフ アプローチのピッチとランの比率 54ビュー
  8. ゴルフ グリーンのスピードの計測方法〜スティンプメーターを使って〜 50ビュー
  9. ゴルフ テークバック〜ヒンジを使ってフェイスの向きを安定させよう!〜 44ビュー
  10. ラウンド中に出てしまうトップボールの3つの原因と対策 43ビュー

過去7日間にページビューの多かった記事を表示しています。これを見ると「GEN-TENの原点」の読者のみなさんがどんな記事に興味があるかわかってしまいますよ

記事を検索

to top
ページの先頭へ戻る