こんにちは、toshiyukiです!
前回の記事でゴルフスイングにおいて良いパフォーマンスを実現する為には腹圧を高め、上半身と下半身を捻転させるために必要な腹斜筋を鍛えることがとても重要だということをお伝えしました。
今回は腹圧の高め方やドリルをご紹介します。
腹圧のイメージ
腹圧のイメージは人それぞれですが私のイメージはおへその下辺りのお腹の中にゴムボールが入っていて上から押し潰されて前後左右に膨らむようなイメージで圧力を高めていきます。
腹圧というとよくお腹をへこませるドローインをイメージされる方がいますがドローインとは逆でお腹を膨らませていきます(ブレーシング)。
腹圧の高め方
では腹圧の高め方をご紹介します。
まず仰向けになり膝を立てた状態で寝ます。
そうすると少し腰の辺りが地面から浮いた感じになると思います。
この姿勢から腰を地面に対して押し付けるようにして腹圧を高めていきます。
10秒押したら休憩して3セットぐらい行ってみて下さい。
お腹を膨らませる意識と同時にお尻を締めるとより腹圧が高まります。
腹圧を高めるドリル⑴シーソー
ここからさらに腹圧を高めるドリルをご紹介します。
上記の状態を保ったまま両膝を抱えシーソーのように体を前後に揺らします。
ちゃんと腹圧がかかっていると腰が丸くなりスムーズに揺らすことが出来ます。
逆にうまく腹圧がかかっていないと腰が反りカクカクした動きになります。
簡単そうに見えますがやってみると結構キツいですよ!(笑)
腹圧を高めるドリル⑵プランク
次にご紹介するのはプランクです。
やったことがある方も多いと思いますが腹圧を高める為には正しい姿勢で行うことが大切です。
まずはうつ伏せの状態で両肘とつま先で体を支えます。
そして少しアーチを作るようなイメージで腰を丸めます。
この姿勢を作れると腹圧だけで体を支える感覚が分かると思います。
初めは30秒ぐらいこの姿勢をキープ出来るように頑張ってみて下さい。
慣れてきたら1分以上トライしてみましょう!
逆に腰を反ってしまうと肩や太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)に負荷がかかり全く違うトレーニングになってしまいます。(^^;;
腹圧を高めるドリル⑶S字姿勢→C字姿勢
最後にアドレスの状態で腹圧を高めるドリルです。
まずアドレスの姿勢を取り腰を反らせます。
そして頭とお尻の位置を変えずに腰を丸めます。
この動きをゆっくり10回ぐらい繰り返して行って下さい。
お腹に腹圧がかからないとうまく腰が丸まらなかったり頭やお尻の位置が変わってしまいます。
このドリルは股関節周り(特に腰椎)のストレッチにもなります。
スイングに直結しやすいドリルなのでぜひトライしてみて下さい!
まとめ
腹圧を高めることで地面に加えた力を反力としてもらいスピードに変えることが出来ます。
またスイング中の前傾角度やバランスを保ちやすくなります。
理想は無意識でも腹圧がかかった状態でスイング出来るようになることです。
その為には日頃から腹圧を高める癖をつけることが大切です。
今回ご紹介したドリルを少しずつでもいいのでぜひ継続して行ってみて下さい!