2月の上旬、宮崎県にあるフェニックスカントリークラブで開催されたTHE WEDGE ZONEに参加してきました。
このセミナーはウェッジを使った40ヤード以内のショットについてPGAツアーのデータを用いながら世界基準のショットを学ぶセミナーでした。
講師のDavide Bertori氏(ダビデ・ベリトリ)は11名以上のプロゴルファーを指導、100名以上の指導者にセッションを行った実績のあるコーチです。
参加者は現役のツアー選手、各地の指導者と総勢20名ほど。
このセミナーに参加したきっかけは2つありました。アプローチについてはとりわけ多くの指導者が提唱するアプローチショットの基本、方法についてはこれまでずっと疑問があったこと、そして今年のアカデミアでショートゲームについての取り上げ専門的な裏付けのもとレッスンを行いたかったためです。
↓アカデミアは3月18日からスタートします
多くの指導者が行っている方法というのは、「①右にボールを置いて、②ハンドファーストにして、③最下点は左になるように打て」の3点セットです。まったく理に適っていないと以前から疑問に思っていたのでツアーの選手データと最前線の指導はどうなっているか気になっていました。
セミナーは丸1日かけての開催でした。午前中の3時間の座学はあっという間でこれまでモヤモヤしていた疑問が晴れて、そして新たな発見の連続でした。また選手やコーチたちとのデータについてブレストしてより良いウェッジゲームについての理解を深めていきました。
当日はツアー屈指の名手片山晋吾選手がどんなショートゲームを実践されているのかデータとしても確認することができました。
グリーン周りの厳しいライからのシチュエーションと計測器も使って検証し、午前中に学んだことを確認していきました。
ダビデ氏の話から確信をもって実際にストロークした結果、「文句のつけようがない」と絶賛いただきました。私自身これまでショートゲームは教えることは自信ありましたが実際のプレーや打つことは大の苦手としておりました。この経験からより確信を持って教えることができるようになったと思います。
このように私たちコーチも日々学びながらレッスンをアップデートさせています。コーチがさりげなく言っている話もこうした背景と経験の裏付けがあってのアドバイスなので信頼してください^^