飛距離アップは正しいアドレスから

2022年12月15日 |

こんにちは、toshiyukiです!
ゴルファーなら誰しももっと飛ばしたいという願望を持っていると思います。
私もその中の一人です!(笑)
飛ばなくてもいいからまっすぐ飛ばしたいという方もいるかもしれませんがやはり飛んだ方がスコアアップにも有利ですし何より遠くに飛べば気持ち良いです!w
皆さんも飛距離アップの為のヒントを日々探していると思います。
そこで今回は飛距離アップに繋がる正しいアドレスについてポスチャーや力感など細かくお話ししていきます。

飛距離の3要素

まずは飛距離の3要素について少し触れておきたいと思います。
飛距離はボール初速、スピン量、打ち出し角度の組み合わせで決まります。
最近は300yd以上飛ばすツアー選手達が沢山いますが彼らのボール初速は約170mph(時速273km)、スピン量は約1600回転、打ち出し角度は15度前後というデータが出ています。
スピン量と打ち出し角度については多過ぎても少な過ぎても飛距離が落ちてしまいます。
よって適正な数値でスイングすることが大切ですがこの2つの要素についてはクラブで調整することができます。
残りのボール初速はクラブスピードとスマッシュファクター(ミート率)によって決まります。
ツアー選手達はクラブスピードを上げる為に日々トレーニングを重ねていますがアマチュアの皆さんはプロのようにトレーニングに時間や労力を費やすことが難しいと思います。
ですが今持っている筋力や柔軟性で最大のクラブスピードを引き出せれば飛距離は伸ばせます!
その為にはまず正しいアドレスが必要です。

最大のクラブスピードを引き出すパワーポジション

パワーポジションという言葉を聞いたことがない方もいると思います。
パワーポジションとは力が出せる姿勢のことをいいます。
競技によってそのポジションは変わりますが陸上で立位で行うスポーツでは地面に力を加えてその反発をパワーやスピードに変換させてパフォーマンスを高めていきます。
ゴルフではその反力をクラブスピードに変換させていくことで遠くに飛ばすことが出来ます。
その為には良い姿勢で構えることがとても大切です!

ゴルフスイングのパワーポジション

クラブスピードを上げていくには地面に出来るだけ大きな力を加えていく必要があります。
なので膝やふくらはぎ、足首など足先の筋肉や関節を使うのではなく大臀筋やハムストリング、延いては腹筋(腹圧)など大きな筋肉を使って力を出していきます。
その準備としてまずは直立し腹圧を上げてスクワットの要領で膝がつま先よりも前に出ないように股関節を屈曲させていきます。
この時、腰を反り過ぎないように注意して下さい。
そうすると拇指球ではなく少しかかと寄りに加重します。
GEN-TENコースレッスン飛距離アップアドレス飛球線後方
GEN-TENコースレッスン飛距離アップアドレス正面
ゴルフは円運動で遠心力によってクラブを加速させていきます。
その遠心力に対して引っ張り合う力=向心力(求心力)が必要です。
ダウンスイングからフォローするにかけて遠心力によってクラブが体から遠ざかっていくのでかかと寄りに加重していないとバランスが崩れクラブスピードが上がりません。
GEN-TENコースレッスン飛距離アップアドレスフォロー

力は入れるのではなく出す

最後に力感についてお話しします。
腕や肩、脚など体の末端の力を抜いておきます。
力は入れるのではなく出すのです。
筋肉は緩んだ状態からでないと力を出せないので力を入れてしまうと筋肉が硬直して力が出せなくなってしまいます。
ですから脚の力は抜いておいて下さい。
脚の力を抜いてもしっかり地面に力が伝わるポジションを見つけて下さい。

まとめ

いかがでしたか?
飛距離アップの為には正しいアドレスが不可欠だということが理解して頂けたでしょうか?
また力は入れるではなく出すという意識を持ち感覚を磨いていくことも大切です!
正しくアドレス出来た上で捻転やローテションなど体の動きを習得していくことも大切ですがこちらについてはまた別の機会にお話しさせて頂きますね!
今回は飛距離アップにフォーカスしてお話ししていきましたが方向性アップや傾斜地からのショットなどにも正しいアドレスがとても重要ですので一度アドレスをチェックしにレッスンへお越し下さい!(^^)

ご予約はこちらから

この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

寒い2月もあっという間に過ぎていよいよ暖かい3月に突入です!
と思いきやまた寒さが逆戻り?(^^;;
寒暖差の激しい時期、花粉も飛び始めているので体調管理には十分に気をつけていきましょう!
さてこれからラウンドの機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか?
コースの状態はまだまだ芝が薄い状態なので難しいアプローチが残ることもあると思います。
どんな状況からでも対応出来るようにまずは基本からしっかり習得することが大切です!
毎月、アプローチの基礎を学べるヒントレッスンを開催していますのでぜひ参加してみて下さい!
レッスンのスケジュールはこちら
2024年10月からYouTubeでアプローチのショート動画の配信を開始したのでそちらもぜひ参考にして下さいね!
YouTubeはこちらから!

週間アクセスランキング

  1. 2023年新ルール知ってますか? 568ビュー
  2. 新ルール「ドロップしたボールが止まった場所&救済を受ける際のボールの変更について」 327ビュー
  3. ウォーターハザードとラテラルウォーターハザードの違い 149ビュー
  4. そのユーティリティの構え方と打ち方で合ってますか?FP値(フェースプログレッション)を知って苦手克服 115ビュー
  5. キャディバックの持ち方 109ビュー
  6. ゴルフ 左足上がりのアプローチは2通りの打ち方で対処! 89ビュー
  7. ラウンド中に出てしまうトップボールの3つの原因と対策 81ビュー
  8. レイドオフが正解?迷ったらスイングのグラデーションで整理してみましょう 79ビュー
  9. 「スプーン」は必要?!3番ウッドについて考える 79ビュー
  10. サイクロイド曲線を描くゴルフスイング 76ビュー

過去7日間にページビューの多かった記事を表示しています。これを見ると「GEN-TENの原点」の読者のみなさんがどんな記事に興味があるかわかってしまいますよ

記事を検索

to top
ページの先頭へ戻る