みなさんこんにちは、寺嶋です。
昨年からコーチ同士でのラウンドが多くなり、ゴルフでの刺激も受けることが多くなりました。いろいろとアドバイスを聞くことができ、プレーの幅が広がるようになりました。
パーティで協力することの大切さ
ゴルフ中の助け合いは大切です。それぞれが良いスコアで回るためにはそのパーティ全員が協力していくものだと思います。協力というのは、お互いのプレーや進行の補助です。私が誰でもできるプレーの補助は次のような事例です。
・ホールアウトするときに忘れ物がないように他のプレーヤーのカバーやクラブを持つ
・オナーの人がまだショットの準備が整っていないようだったら声をかけて先に打つ
・誰かが必要なクラブがなくて困っていそうだったら、必要なクラブを聞いてカートにあるクラブをとってきてあげる
・距離が分からなさそうだったら残りの距離を測ってあげる
・グリーンに乗るまでに打数がかかってしまい、ラインを読む時間がなさそうだったら先にパターを打ってあげる
これはスキルに関係なく補助できることです。決められたプレーの時間内でより良いプレーを目指すためにこれらができると1ラウンドで数打得すると思います。1人1打得したとしても全員で3〜4打得したことになります。3〜4打得したらプレー時間もそれだけ短縮できるということです。ゴルフは個人プレーだと思われがちですが、このように協力しながらそのパーティ全体でのスコアを縮める目的も持ってプレーすることが大切です。
アドバイスはキケン
スイングやマネジメントのアドバイスは、その人が困っていそうだからといってもすることはキケンです。私も経験がありますが良かれと思ってつい言ってしまう、また言いたくなってしまうことは中・上級者の方でよくありがちです。アドバイスされた人はありがた迷惑です。ゴルフの楽しみは自分で決断して、自分でプレーすることにあります。その楽しみを奪ってしまわないように注意する必要があります。
私は気の知れた仲間でラウンドする際も求められない限りアドバイスすることはありません。またアドバイスする際も慎重に慎重を重ねて、気分や気持ちを害さないように一言話すくらいです。そのくらいアドバイスすることは難しいことなので、上手く打てなくて”かわいそうだなあ”と思っても静かに見守ってあげることを優先してください。
ミスショットが連発して落ち込んでいる人のためにできるコミュニケーションとしては、あとで質問をしてあげることです。(ただしこちらが教えるという意図やニュアンスのない質問)
「さっきのはどういうイメージで打ったのですか?」、「あそこから打つのは難しかったですよね?」あとでこの2つのような質問をして傾聴してあげることが良いコミュニケーションだと思います。
讃えることや励まし方
自分では良いと思ったから「ナイスショット!」と言ったのに、「いまのは良くなかった」と返されることもありますよね。せっかく讃えたのになぜかそっけなく返された経験はありませんか?このように自分に厳しい人やプレーに落ち込んでいる人にはどんな言葉をかけてもなかなか気持ちは届きません。私も褒めた意味で言ったことが反対の意味で捉えられたこともあります。
ですが、良いプレーや結果を賞賛すること自体がゴルフの文化や一部マナーでもありますので、その方がどんな反応をされても気にしなくてOKです!。「ナイスショット」、「ナイスパー」、「ナイスバーディ」のこの3つはどんどん使ったほうがよいです。
良いプレーヤーを目指すために
多くの人から好かれる良いプレーヤーになることは、結果上達につながります。そのためにもゴルフ中のコミュニケーションも大事ですので次のことをチェックしてみてください。
・ほかの人のプレーの補助をしているか?
・プレーをスムーズに進行のための声かけ、補助ができているか?
・求められてないのにアドバイスをしてしまっていないか?
・人のプレーを良く観察しているか?(自分だけのプレーに没頭していないか)
・ほかの人の良いプレーや結果に声をかけているか?
あなたと回れてよかった、楽しかったと言ってもえることも良いスコアを出すことと同じか、それ以上に価値があることです。回り回って自分のプレーのスキルが高まり目標とするスコアを更新することになります。今回の記事はいかがでしたか^^