こんにちは、toshiyukiです。
最近、ゴルフを始める方が増えてきているようです。
どんなスポーツもそうですがやったことのない動きを覚えるのは大変な作業ですね。
それと同様に一度覚えた動きを変えるのもとても大変な作業です。
長い時間をかけてついた癖なら尚の事です。
私も約30年ゴルフをしていますが癖を直す為に日々試行錯誤しています。(笑)
レッスン時にもいつもお伝えしている事ですが改めて癖を直す為には何が必要なのかこの記事でお伝えしたいと思います。
意識から無意識へ
癖は無意識に起こる動作のことで自覚症状がない事が多いです。
まずはその動作に気付く事が癖を直す為の第一歩です。
それには人に見てもらうか動画を撮って自分で確認するほかありません。
動画を撮っても分からない場合もあるのでやはり専門のコーチに見てもらうのが最善だと思います。
癖が分かったらその動作を意識して変えていく必要があります。
ただ意識して体を動かそうとすると違和感を感じたり動きがギクシャクしてうまくスイングできなくなります。
無意識に動く事が人にとっては一番自然だからです。
癖を直すときにはかなり不自然に感じたり慣れるまではナイスショットの確率が下がります。
なのでこの時点で挫けてしまう方も多いと思います。
ですがここを乗り越えない事には残念ながらレベルアップは望めません。
徐々に違和感がなくなり球筋も安定してきたら意識的に行っている動きを無意識に動かせるようにしていかなければなりません。
その為には何度も何度もその動きを繰り返し行い筋肉に記憶させていく必要があります。
練習量にもよりますがある程度長い時間をかけて修正していく覚悟が必要です。
根本的な原因に目を向ける
レッスン時にスイング動画を見てもらう事がありますが皆さんが気になる部分はクラブの動きや腕の動きだと思います。
球筋や飛距離に直接影響するのはクラブの動きやヘッドスピードなのでクラブを持っている手や腕の動きが気になるのは当然の事ですが手や腕の動きを変えようとしてもなかなか改善されない事がほとんどです。
なぜなら原因が他にあるからです。
手や腕は体の末端部分で体の中心部分の動きによって強く影響されます。
体の中心部分のエラーを手や腕が補う事で悪い癖がついてしまいます。
手や腕の悪い癖を直す為には体の中心部分に目を向ける事が大切です!
中心部分の動きが改善される事で末端部分の動きも改善されていきます。
局所的な練習を全体に馴染ませる
それでも悪い癖が取れない場合には局所的に意識して直していく必要があります。
その場合はスイング中のその動きだけを切り取って何度も反復練習することで改善される時間が短縮できます。
ただ切り取って練習した動きをまた全体の流れの中で行えるように馴染ませていくことも大切です。
ひとつの動きが変わることで全体的なスイングのリズムやバランス、タイミングなどが変わるからです。
この作業を行わないといつまでもその癖が残ってしまいます。
癖を直すには相当な練習量と時間、そして全く感覚が変わってしまう事への覚悟が必要です!
モチベーションを保つのが大変だと思いますが我々コーチ陣と一緒にレベルアップ目指して一緒に頑張っていきましょう!
10月8日(土)20時から今回の記事と同じテーマについてパネルディスカッションを開催します!
今回の記事ではお伝えできなかったことも寺嶋慶介コーチ、井上法紀コーチと一緒に話していこうと思っています!
ぜひご参加下さい!
2022年10月8日(土) 20:00〜 パネルディスカッション at Zoom 「スイングの癖を直す為には?」
パネリスト:寺嶋慶介、中村敏之
モデレーター:井上法紀