ゴルフ つま先下がりからはどっちに飛びやすいの?

2021年10月26日 |

こんにちは、toshiyukiです!
今回はつま先下がりからのショットについてお話しします。
レッスン時に受講者の方につま先下がりはどちらに飛びやすいかを質問するとほとんどの方は右に飛ぶと仰います。
ゴルフ雑誌やレッスン書にもそう書いてあったりするので当然の事だと思います。
では実際につま先下がりから右に飛んだ経験のある方は?と聞くと逆にほとんどの方はあまり右に飛んだ記憶がないと仰います。
逆に左に飛んだと仰る方が多いです。
もちろん右に飛ぶと言われる方も少数派ですがいらっしゃいます。
おや?(笑)
どちらが正解?
実はどちらも正解です!
ではなぜ人によって飛ぶ方向が違うのかを説明していきたいと思います。

つま先下がりからはどっちに飛びやすいの?

右に飛ぶ理由

ではまず右に飛ぶ理由から説明していきたいと思います。
結論を先に言うとクラブの構造上の理由です。
以前につま先上がりからなぜ左に飛びやすいのかをWEBレッスンに書きましたがその理由はクラブにはロフトがある為にクラブヘッドのトウ側が上がるとフェースが左を向くことが原因でした。
(つま先上がりの記事はこちらから)
これとは逆につま先下がりではボールに近づいてシャフトをアップライトにして構えるとトウ側が下がりフェースが右を向いてボールが右に飛びやすくなります。
GEN-TENコースレッスンつま先下がり右に飛ぶアドレス 
GEN-TENコースレッスンつま先下がりフェースの向き真っ直ぐ
GEN-TENコースレッスンつま先下がりフェースの向き右

左に飛ぶ理由

今度はなぜ左に飛んでしまう方が多いのかを説明していきたいと思います。
レッスン時につま先下がりからボールを打つ時にどうやって構えますか?と聞くと膝を深く曲げて腰を下げて構える方がほとんどです。
この時にクラブヘッドのトウ側は下がっているでしょうか?
腰を下げると手の位置も一緒に下がるのでトウ側は下がりません。
なのでフェースは体の向きと同じ方向を向くので右には飛びません。
GEN-TENコースレッスンつま先下がり左に飛ぶアドレス
GEN-TENコースレッスンつま先下がり左に飛ぶアドレスフェースの向き
ではなぜ左に飛ぶのでしょう?
腰を下げて構えることでインパクト以降、体を回しづらくなります。
その為、インパクトでクラブフェースが返りやすくなりボールが左に飛びやすくなります。
またクラブヘッドのヒール部分と地面がぶつかることでさらにフェースが返りやすくなります。
GEN-TENコースレッスンつま先下がりフェースローテーションハーフウェイダウン
GEN-TENコースレッスンつま先下がりフェースローテーションフォロー

ライやコースレイアウトによって構え方を変える

右に飛ぶ理由と左に飛ぶ理由は理解して頂けたと思います。
ポイントは構え方でしたね!
どちらの構え方を選択して頂いてもいいのですが傾斜のキツいライではスタンスを広げ膝を深く曲げて腰を下げた状態で構えた方がスイング中にバランスを崩さずにミートしやすいと思います。またPar5のセカンドショットなど飛距離が欲しい場合は傾斜が然程キツくなければ体のポジションはあまり変えずにボールに近づいて構えることでフルスイングしやすくなります。

実際にコースでどれぐらいの傾斜ならフルスイングできるのか、またどれぐらいボールが左右に飛ぶのか打ってみないと分かりません。
GEN-TENのコンセプトメニューであるゲンテンレッスンでは傾斜地から繰り返し練習することができます。(※コースによって定点練習ができない場合があります)
ぜひ傾斜地からのスキル&経験値を上げに来て下さい!
皆様のご参加をお待ちしています!(^^)

ご予約はこちらから

この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

寒い2月もあっという間に過ぎていよいよ暖かい3月に突入です!
と思いきやまた寒さが逆戻り?(^^;;
寒暖差の激しい時期、花粉も飛び始めているので体調管理には十分に気をつけていきましょう!
さてこれからラウンドの機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか?
コースの状態はまだまだ芝が薄い状態なので難しいアプローチが残ることもあると思います。
どんな状況からでも対応出来るようにまずは基本からしっかり習得することが大切です!
毎月、アプローチの基礎を学べるヒントレッスンを開催していますのでぜひ参加してみて下さい!
レッスンのスケジュールはこちら
2024年10月からYouTubeでアプローチのショート動画の配信を開始したのでそちらもぜひ参考にして下さいね!
YouTubeはこちらから!

週間アクセスランキング

  1. 2023年新ルール知ってますか? 548ビュー
  2. 新ルール「ドロップしたボールが止まった場所&救済を受ける際のボールの変更について」 301ビュー
  3. ウォーターハザードとラテラルウォーターハザードの違い 154ビュー
  4. そのユーティリティの構え方と打ち方で合ってますか?FP値(フェースプログレッション)を知って苦手克服 110ビュー
  5. キャディバックの持ち方 105ビュー
  6. サイクロイド曲線を描くゴルフスイング 76ビュー
  7. 「スプーン」は必要?!3番ウッドについて考える 73ビュー
  8. レイドオフが正解?迷ったらスイングのグラデーションで整理してみましょう 69ビュー
  9. ゴルフ 左足上がりのアプローチは2通りの打ち方で対処! 69ビュー
  10. ゴルフ テークバック〜ヒンジを使ってフェイスの向きを安定させよう!〜 67ビュー

過去7日間にページビューの多かった記事を表示しています。これを見ると「GEN-TENの原点」の読者のみなさんがどんな記事に興味があるかわかってしまいますよ

記事を検索

to top
ページの先頭へ戻る