ゴルフ ダウンスイングのタメと振り遅れの勘違い

2021年9月28日 |

こんにちは、toshiyukiです!
今回はダウンスイングのタメと振り遅れについてお話ししたいと思います。

タメの勘違い

ダウンスイングのタメについてゴルフ雑誌やYouTubeのレッスン動画などで解説されていたりするのをよく目にすると思います。
またツアー選手のスイング動画を見ているとダウンスイングでタメをキープしたままインパクトでハンドファーストにボールを捉えていてとても美しいですね!
この動きを習得しようと一生懸命練習されている方も多いと思います。
では皆さんはどのようなイメージ(意識)でタメを作ろうとしていますか?
レッスン中にもタメを意識されている方に同じ質問をすると多くの方はトップから体を先行させて腕を遅らせる意識を持っています。
体を先行させる意識はいいですが腕を遅らせようとすると体の正面から腕が外れてインパクト前にコックが解けてしまいます。
なのでイメージ通りに腕が振り遅れると逆にタメはキープ出来なくなります。
GEN-TENコースレッスン振り遅れハーフウェイダウン
GEN-TENコースレッスン振り遅れインパクト

振り遅れの勘違い

これもレッスン中によく耳にしますが右に大きくスライスした時に「振り遅れた」と口にされる方がいます。
しかしこれは振り遅れたわけではなく逆にダウンスイングで体の回転が止まりクラブヘッドが早く降りてきてしまいアウトサイドインの軌道になることでスライスになります。
GEN-TENコースレッスンアウトサイドインハーフウェイダウン
GEN-TENコースレッスンアウトサイドインフォロー
以前はインパクトで体が開かないように腰や肩がボールに対して正対した状態を保つようにスイングすることが正しいとされていましたが実際に体の回転を止めてしまうとスライスや引っかけのミスになります。

体と腕は先行させてクラブヘッドは遅らせる

タメと振り遅れの勘違いについてお伝えしていきましたがではどのように意識すれば振り遅れずにタメのあるスイングが習得できるのでしょうか?
正解は「体と腕は先行させてクラブヘッドは遅らせる」です!
体の前から腕が外れないように体と腕を同調させながらフィニッシュまで一気に体を回し切ります。
そしてクラブヘッドを遅らせることでタメができ、クラブの軌道もオンプレーンに近づいてきます。

GEN-TENコースレッスンタメハーフウェイダウン
GEN-TENコースレッスンタメインパクト
この時の注意点としてはクラブヘッドを遅らせる意識を持つと左手首が背屈してフェースが開いた状態になりやすいので左手首を掌屈させる意識でスイングして下さい。

まとめ

スイング中の体の感覚と実際の動きにはギャップがあり、イメージした動きとは違うスイングになってしまうことが多々あります。
スイングしながら自分の姿は見えないのでぜひレッスンでコーチに確認してもらって下さい。
皆様とお会い出来るのを楽しみにお待ちしています!(*^^*)

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この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

暑いですね〜(^^;;
皆さん、体調崩されていませんか?
レッスンやラウンドに行かれる時は充分な飲料と氷嚢などが必須ですね!
万全の熱中症対策を取りながら夏ゴルフを楽しんでいきましょう!

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