ゴルフ プロが基本にしているパッティングのアドレス

2021年7月26日 |

こんにちは、toshiyukiです!
レッスンでもパッティングのアドレスについてはあまり悩みや質問を聞くことはありません。
ですがショットと同様にパッティングにおいてもアドレスはとても大切です!
プレーの中で方向や距離の許容範囲が最も制限されるパッティングだからこそアドレスのミスが結果に直結します。
なので今回はパッティングのアドレスについて基本的な考え方や気をつけることなどをお話ししたいと思います。

パッティングのアドレスの基本

ポスチャー

まずはポスチャー(姿勢)についてです。
パッティングでは頭と下半身(腰から下)は極力動かさずにストロークします。
しかし下半身にギュッと力を入れてしまうと体全体に力みが生じ、スムーズなストロークが行えません。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスNG
これはパッティングに限りませんが体の末端部分(腕や脚)をリラックスさせて必要最低限の力でスイングすることが大切です。
腕や脚に余計な力を入れなくてもバランス良くしっかり地面に力を加えるには腰を正しい位置に置いて腹圧を高めて構える必要があります。
目安としては膝や太腿の前部で踏ん張ろうとせずにお尻やハムストリング(太腿の後部)に張りを感じるようにして構えると腕や脚に余計な力を入れずにバランス良くアドレスできます。
また、おへその下辺りを膨らませお尻を締める意識を持つと腹圧が上がり腰の位置が安定します。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレス
次に肩の向きですがパットの方向性にとても大きく影響してきます。
なので打ち出していく方向と肩の向きをスクエア(平行)に構えられるよう動画や誰かに見てもらいながらチェックして下さい。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレス肩の向き

ライ角

まずはライ角について軽く説明したいと思います。
ライ角とはクラブヘッドのソールを地面に置いたときにシャフトと地面との間の角度のことです。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスライ角
ライ角はフェースの向きに影響し、ライ角通りに構えることでフェースが真っ直ぐ構えやすくなります。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスライ角ベター
ライ角がフラットになるとクラブヘッドのトウ側が浮きフェースが左を向きます。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスライ角フラット
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスライ角フラットアップ
逆にライ角がアップライトになるとクラブヘッドのヒール側が浮きフェースが右を向きます。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスライ角アップライト
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスライ角アップライトアップ
なのでライ角通りに構えるのが基本です。
骨格や身長、腕の長さなど人によって違うのでシャフトの長さやライ角が合うパターを選びましょう!

ボールポジション

まずはボールとの距離ですが目安としては目の真下辺りにボールを置くと目線とターゲットラインが重なるので狙った方向に真っ直ぐ構えやすいです。
しかし多少のズレはプロでもあるのでしっくりくる位置を探してみて下さい。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスボールポジション距離
次に左右の位置ですがインパクトでボールをクラブの最下点(レベル)あるいは少し最下点を過ぎた辺り(アッパーブロー)でに捉えていきたいので体のセンターよりは少し左目に置きます。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスボールポジション左右の位置
ボールポジションによって引っかけやプッシュアウトのミスを減らすことができます。
パットはショット同様にインtoインのクラブ軌道で動くのが理想です。
それに伴いテークバックではフェースが徐々に開きインパクトでスクエアに戻った後フォローでは徐々に閉じていきます。
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスクラブ軌道テークバック
GEN-TENコースレッスンパッティングアドレスクラブ軌道フォロー
プッシュアウトが多い人はインパクトでフェースが開いて当たるのでボールを少し左に置くことでミスを防ぐことができます。
逆に引っかけが多い人はフェースが閉じて当たるので少し右に置くと真っ直ぐ打ち出すことができます。

まとめ

パッテイングも正しくアドレスすることで方向性や距離感が安定します。
ぜひいろんなプロのアドレスを参考にしたりして自分に合った正しいアドレスを見つけて下さい!

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この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

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皆さん、体調崩されていませんか?
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万全の熱中症対策を取りながら夏ゴルフを楽しんでいきましょう!

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