『完全網羅!』ゴルフ アプローチ上達マニュアル

2021年6月30日 |

こんにちは、toshiyukiです!
ゴルフゲームの中でアプローチが占める割合はかなり大きいと思います。
トッププロでも平均パーオン率は70%ぐらいなので18ホール中、5ホールぐらいはアプローチやバンカーショットを打ちます。
100切りや90切りを目指している方はほぼ毎ホール、アプローチを打つと思います。
スコアアップにはアプローチのスキルアップは欠かせない要素です。
実際にアプローチのスキルが上がってスコアが良くなってきたというお話をレッスンでもよく耳にします。
これまでwebレッスンでもアプローチについての記事を色々書いてきましたが今回はそれらの記事をまとめてみたのでぜひアプローチ上達の参考にして下さい。

アプローチとは?

英語で「approach(アプローチ)」は近づくとか接近するという意味です。
ゴルフでいうアプローチとはホールに寄せるショットのことを言います。
なので150ydを超えるようなショットもグリーン周りからの20ydのショットもホールに近づけるショットは全てアプローチです。
実際にPGAの実況を聞いているとPar4のセカンドショットで180yd地点から打つショットをアプローチと言ったりします。
しかし日本ではフルスイングではなく振り幅やスイングスピードをコントロールするショットのことをアプローチと表現します。
特にグリーン周りからホールに寄せていくショットをアプローチと呼ぶことが一般的です。

アプローチの種類

アプローチにはいくつか種類があります。
大きく分けるとランニングアプローチ、ピッチ&ラン、ピッチショット、ロブショットの4種類です。
・ランニングアプローチ:キャリー(ボールが上がって落ちるまでの距離)がほとんどなくほぼボールを転がして寄せていくショット
・ピッチ&ラン:打ち出しで少しキャリーさせた後、転がして寄せていくショット
・ピッチショット:ほぼキャリーでホールのそばまでボールを飛ばしスピンをかけて転がさずに寄せるショット
・ロブショット:ボールを高く上げて寄せるショット
これらの打ち方から状況に合わせて最適なものを選択することでより高い確率でホールに近づけることができます。

アプローチの基本

アプローチのアドレス

前述したようにアプローチではフルスイングせずに振り幅を抑えて距離をコントロールしていきます。
この時に重要なのがアドレスの大きさです。
小さく振ろうとしてもアドレスが大きくなる(スタンス幅が広くボールとの距離が遠くなる)と振り幅も大きくなりやすくダウンスイングで減速したりインパクトで手を止めてしまったりしてダフリやトップなどいろんなミスの原因になります。
まずは基準になる振り幅を決めてそれに対するアドレスの大きさを体に覚え込ませていきましょう!
ダフリやトップでお悩みの方はこちらの記事をぜひ参考にして下さい!

アプローチ3つのアドレスで距離を打ち分ける!

アプローチ時のグリッププレッシャー

よくアプローチではグリッププレッシャーを強くしてスイングすることを勧めるコーチもいると思います。
手首の動きを抑えて再現性を高める為だと思いますが私はあまり強く握ることをお勧めしません。
グリッププレッシャーを強くすると確かに手首の動きは抑えやすくなりますがクラブの重さを感じづらかったり距離感を出しづらくなる可能性があります。
もちろんクラブを支えるだけの最低限の力は必要ですが指が白くなるほど強く持たすに手首や肘が柔らかく動かせるぐらいの力感で持つことをお勧めします。
アプローチで力んでしまう方はこちらの記事を参考にして下さい!

ゴルフ上達のヒント!〜アプローチのグリップはしっかり握る?〜

アプローチ上達のコツ

アプローチの距離感

打つ距離にもよりますがレッスン中に30yd以内のアプローチで左右に10yd以上ズレることは少ないですが10ydぐらいショートしたりオーバーしたりする光景を見ることは多いです。
なのでアプローチでは方向性も大切ですが距離を合わせることがとても重要です。
距離をコントロールする手段としてはボールスピード、弾道、スピンがありますがまずはボールスピードをコントロールすることが距離感を身につける為にとても大切です。
ボールスピードをコントロールする方法については以下の記事を参考にして下さい。

アプローチ 距離感を身につける為に大切なこと!

アプローチのクラブ選択

レッスンでもアプローチのクラブ選択について「どんな時にどのクラブを使えばいいのか?」という質問を受けることがあります。
クラブを使い分けるにはまずどのクラブでどういう飛び方をするのかを先にインプットしておく必要があります。
基本的にはキャリーとランの比率が変わるのでコースではボールからグリーンエッジまでの距離とグリーンエッジからホールまでの距離を考えてクラブを選択するといいですね。
またフェアウェイから打つのか、それともラフから打つのかによっても飛び方が変わるのでライによってもクラブを使い分けていきましょう!
クラブ選択でお悩みの方はこちらの記事を参考にして下さい!

アプローチ クラブが変わるとボールの飛び方はどう変わる?

アプローチの練習方法

アプローチ上達ドリル

私もそうですが練習場ではほとんどフルショットの練習に時間を費やすと思います。
理由としてはボールがもったいないw、地味でつまらない、マットの上からだとうまく打てるので練習にならないなどが挙げられると思いますがそもそもどうやって練習すればいいか分からないという方もいると思います。
アプローチが苦手な方の多くは手の動きが強くて体をうまく使えていません。
手の動きを制限し体でスイングすることで再現性が高くなり大きなミスは減ります。
以下の記事ではアプローチ上達の為のドリルをご紹介していますので練習方法が分からない方はぜひ参考にしてみて下さい!

プロも実践!アプローチ上達の練習ドリル5選!

アプローチのダフリの原因と改善

アプローチのミスで多いのがダフリとトップですがダフリを恐れてトップする場合も多いと思います。
そんなダフリの原因と改善策をご紹介しています。
ダフリでお悩みの方、必見です!w

アプローチのダフり3つの原因と改善のコツ

まとめ

ドライバーやアイアンもアプローチもまずは基本が大切ですね。
そして状況によっていろんな選択を要求されます。
特にアプローチでは多くの選択が求められます。
自分の中の引き出しをたくさん持っているといろんな状況にも対応していけますね。
練習場では自分の引き出しを増やしたり対応力を磨くことは難しいのでぜひコースでのレッスンを活用してスキルを磨いて下さい!
これからもアプローチ上達についての記事をいきますのでそちらも参考にして下さいね!
皆様とコースでお会いできるのを楽しみにお待ちしています!(*^^*)

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この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

暑いですね〜(^^;;
皆さん、体調崩されていませんか?
レッスンやラウンドに行かれる時は充分な飲料と氷嚢などが必須ですね!
万全の熱中症対策を取りながら夏ゴルフを楽しんでいきましょう!

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