こんにちは、toshiyukiです!
ターゲットスポーツと言われるゴルフにおいて方向と距離を合わせることがスコアアップの大切な鍵になります。
ホールに近づくほど距離を合わせることがとても大切になってきます。
レッスンでもアプローチの距離感について悩んでいる方が多いです。
そこで今回はアプローチの距離感を身につける為に大切なことをお話ししたいと思います。
目次
距離≒ボールスピード
初めに結論から言うと距離感を身につける為に最も大切なことはボールが飛んでいくスピード(ボールスピード)をコントロールすることです!
ボールを手で転がしてもらってもわかると思いますがボールが速く飛べば沢山と飛び、ゆっくり飛べばあまり飛びません。
『距離≒ボールスピード』なのです!
振り幅を変える目的
距離を合わせる為に振り幅を変えてスイングしますが振り幅を変える目的は何だと思いますか?
なんか面倒臭いこと言うヤツだなと思うかもしれませんがw、振り幅を変える目的はスイングスピード(ヘッドスピード)を変えることです。
ここで重要なことは振り幅を変えてもリズムとテンポは変えないということです。
振り幅が小さくてもリズムやテンポが速くなると距離が出るし振り幅を大きくしてもリズム、テンポがゆっくりになると距離は出ません。
振り幅と距離を比例させるには同じリズムとテンポでスイングする必要があります。
・クォータースイング
・ハーフスイング
振り幅を変えるだけでは限界がある
基準の振り幅を持つことで距離を打ち分けることはできますがせいぜい3つの距離を打ち分けるのが限界だと思います。
残念ながらプレー中に毎回基準の距離が残るわけではありません。
ではどうやってその間の距離を打ち分けていけばいいでしょう?
クラブを変える
同じ振り幅でもクラブを変えることでボールスピードをコントロールします。
クラブのロフト角が少なくなればボールは速く飛び出し距離が出ます。
逆にロフト角が多くなるとボールはゆっくり飛び出し距離は抑えられます。
・60°
・56°
・Pw
ボールポジションを変える
同じクラブでもボールポジションを変えることでロフト角を変えることができます。
ボールを右に置けばロフト角が少なくなりボールは速く飛び出し距離が出ます。
ボールを左に置くとロフト角が多くなってボールはゆっくり飛び出し距離が抑えられます。
この時に注意するポイントはボールポジションが変わってもグリップの位置は変えないようにして下さい。
・右足寄り
・センター
・左足寄り
スイングスピードをコントロール
スイングスピードをコントロールしてボールスピードをコントロールします。
前述したテンポを変えるということです。
同じ振り幅でもテンポが速くなれば距離は出ます。
逆にテンポがゆっくりになれば距離は抑えられます。
この時に注意するポイントはリズムは変えないことです。
ダウンスイングだけ速くなったり遅くなったりするとスイング中の力感が変わり打ち急ぎや緩みになってしまいます。
フィニッシュまで同じ力感でスイングすることを心がけて下さい。
Q&Aアプローチの距離感についてよくあるご質問
Q.いつもオーバーしてしまいます。
A.オーバーすることが多い方の特徴はキャリーでピンを狙い過ぎる傾向が強いです。
ボールが落下してから転がり止まるまでを頭の中で鮮明にイメージすることでキャリーの位置もイメージしやすくなります。
またスイングの傾向としてはダウンスイングで急にリズムが速くなってしまう方が多いです。
今回の記事の中にもあったようにフィニッシュまで同じリズムでスイングすることを心がけましょう!
Q.なかなか思い切って攻めきれずにショートすることが多いです。
A.レッスンでもショートしてしまうという悩みをお持ちの方が多いです。
傾向としてはダウンスイングでコックが早く解けインパクトでロフトが増えてしまいボールが上に上がって距離が出ないという方が多いです。なのでどんどん振り幅が大きくなりミート率が下がってダフリやトップのミスも増えてしまいます。
ハンドファーストにボールを捉える感覚を身につけることでボールへのエネルギー効率も上がり振り幅が小さくても距離が出ます。
ハンドファーストに振り抜くにはかなり練習が必要ですがぜひトライしてみて下さい!
Q.イメージした所にキャリーするのにピンまでの距離が合いません。
A.キャリーの位置が合っているのにピンに寄っていかないのは弾道やボールスピード、スピン量が合っていないのが原因です。
まずはどう寄せるのか球筋をイメージしてからでないとキャリーの位置も決まりません。
逆に球筋をイメージすることでキャリーの位置や打つクラブ、ボールの位置、スイングスピードなど全てが決まってきます。
まとめ
このようにボールスピードをコントロールすることが距離感を身につける為にはとても大切なことです!
私の中では特に最後にご紹介したスイングスピードをコントロールすることが上達への近道だと思っています。
その為の練習方法などまたご紹介していきたいと思いますので楽しみにしていて下さい!
最後に距離≒スピードと表記しましたがなぜ「=」ではないかというとスピンをかけてたりボールを高く上げて距離をコントロールするという方法もあるので「≒」という表記にしました。
スピンやロブショットについてもまた別の機会にお話したいと思います。