ラウンド中に出てしまうトップボールの3つの原因と対策

2021年5月13日 |

こんにちは、toshiyukiです!
今回はこういう記事を書いて欲しいというリクエストにお応えしてラウンド中に出てしまうトップボールの原因と対策についてお伝えしていきたいと思います。
メンタル的な要素も大きいですが今回はスイングにフォーカスしてトップの原因と対策をご紹介していきます。

ラウンド中に出てしまうトップボールの3つの原因と対策

前傾角度が変わってしまう

まず一つ目はスイング中に前傾角度が変わってしまうことが原因でトップしてしまうケースです。
ダウンスイングで上体が起き上がり手元が浮いてボールに届かなくなります。
GEN-TENコースレッスントップボール起き上がり
アドレスの前傾角度を保ったまま、或いは少し沈みながらインパクトを迎えるのが理想です。
GEN-TENコースレッスントップボールインパクト飛球線後方
その為に意識して頂きたいのが背骨の傾きです。
ダウンスイングで上半身がターゲット方向に突っ込み背骨が左に傾いてしまうと前傾角度を保ってスイングすることができません。
GEN-TENコースレッスントップボール背骨の傾きエラー
アドレスでは背骨は少し右に傾いていますがこの傾きをインパクトを過ぎるまでキープする意識を持ってスイングして下さい。
GEN-TENコースレッスントップボール背骨の傾きアドレス
GEN-TENコースレッスントップボール背骨の傾きインパクト正面

力んでリズムが速くなる

二つ目は力んでリズムが速くなりクラブが降りないままスイングしてトップしてしまうケースです。
特にPar5のセカンドショットで距離を稼ぎたい状況やグリーンに乗せたい意識が強くなると力んでしまいます。
リズムが速くなるとバランスを崩してフィニッシュが取れなくなってしまうのでバランスの良いフィニッシュを意識してスイングしていきましょう。
GEN-TENコースレッスントップボールリズムフィニッシュ
力を抜いてゆったりしたリズムでスイングすることを心がけて下さい。

重心が右脚寄りに残ってしまう

最後はインパクトで重心が右脚寄りに残ったままスイングしてトップしてしまうケースです。
GEN-TENコースレッスントップボール重心の位置右脚寄り
体の重心はおへその下にある丹田と言われる場所にありますがテークバックでは重心は右脚の方向に向かって動きます。
そしてダウンスイングでターゲット方向に重心が動いていきインパクトでは左脚寄りに重心がある状態でインパクトを迎えます。
GEN-TENコースレッスントップボール重心の位置左脚寄り
右脚寄りに重心が残ってしまう方はフィニッシュで右かかとが地面から離れず左足がズレてしまう方が多いので右かかとが上がり足の裏が飛球線後方を向くようにフィニッシュすることを意識してみて下さい。
GEN-TENコースレッスントップボール重心の位置左脚寄り右かかと
いかがでしたか?
練習場では出ないミスがコースに出ると頻発してしまうというケースは多々あります。
ゴルファーなら誰しも経験のあることだと思います。
練習場ではマットの上からボールが打てる安心感やボールがどこに飛んでもいいという感じで気持ちに余裕があります。
また傾斜もなく何球か続けて打っているうちにボールとの距離や動きのズレなどをうまく調整していたりします。
ゴルファーによって原因は色々ですのでまずは何が原因でトップしてしまうのかを知ることが大切です。
ぜひこの記事を参考にして次回のラウンドで試してみて下さい!
また自分では原因が分からない方はレッスンでコーチに聞いてみて下さいね!(^^)

ご予約はこちらから

この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

暑いですね〜(^^;;
皆さん、体調崩されていませんか?
レッスンやラウンドに行かれる時は充分な飲料と氷嚢などが必須ですね!
万全の熱中症対策を取りながら夏ゴルフを楽しんでいきましょう!

週間アクセスランキング

  1. レイドオフが正解?迷ったらスイングのグラデーションで整理してみましょう 313ビュー
  2. フォーティーン FRZについて 262ビュー
  3. そのユーティリティの構え方と打ち方で合ってますか?FP値(フェースプログレッション)を知って苦手克服 223ビュー
  4. ゴルフ 左足上がりのアプローチは2通りの打ち方で対処! 144ビュー
  5. シャフトクロスになる原因は右肘! 137ビュー
  6. グリーンの硬さ気にしてますか?!硬さを測るコンパクションメーター(土壌硬度計)について 127ビュー
  7. 「スプーン」は必要?!3番ウッドについて考える 120ビュー
  8. 2023年新ルール知ってますか? 119ビュー
  9. キャディバックの持ち方 118ビュー
  10. ゴルフ グリーンのスピードの計測方法〜スティンプメーターを使って〜 114ビュー

過去7日間にページビューの多かった記事を表示しています。これを見ると「GEN-TENの原点」の読者のみなさんがどんな記事に興味があるかわかってしまいますよ

記事を検索

to top
ページの先頭へ戻る