プロも実践!アプローチ上達の練習ドリル5選!

2019年11月16日 |

-2019年11月16日の記事を加筆修正して公開しております-

こんにちは、toshiyukiです!
今回はアプローチ上達のためのドリルを5つご紹介します。
レッスンでもアプローチの精度を上げたいというお悩みが多いです。
スコアを作っていく上でアプローチはとても大切ですしアプローチの精度が上がることでショットの精度アップにも繋がります。
プロゴルファーも練習を始める時やオフにスイングをリセットする為にアプローチのドリルを行ったりします。

『アプローチ上達ドリル5選!』

アプローチの練習方法はいろいろあると思いますが比較的簡単にできるものから難易度の高いものまで難易度順に5つご紹介したいと思います。
※スイング幅は腰の高さまで、ボールポジションは右足の前に置いて行ってください。

◼︎クロウグリップドリル(難易度★☆☆)

まず初めにご紹介するのはクロウグリップドリルです。
近年、PGAツアーでも取り入れている選手が多くなってきましたがパッティング時に右手の親指と人差し指の間でクラブを下から支えてグリップするクロウグリップをアプローチ練習に応用します。
前述したように右手でカニやエビの爪のような形を作り親指と人差し指の間にクラブを乗せて構えます。
そして胸や背中から始動する意識でスイングします。
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルクロウグリップアドレス
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルクロウグリップテークバック
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルクロウグリップインパクト
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルクロウグリップフィニッシュ
目的は右手の使い過ぎを抑え、体でスイングする感覚を掴みます。
アプローチの苦手な方でよく見かけるのがダウンスイングで右手に力が入りコックがほどけてしまいダフったりトップしたりします。
注意点は右手の力を抜き、右肘が体の前から外れないようにストロークします。

◼︎クロスハンドグリップドリル(難易度★☆☆)

2つ目はクロスハンドグリップドリルです。
こちらも先ほどのクロウグリップと同様にパッティング時のグリップの持ち方を応用したドリルです。
レッスンに来られる方でもクロスハンドグリップでパットされている方をたまに見かけます。
単純に右手が上、左手が下になるように持ってスイングします。
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルクロスハンドグリップアドレス
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルクロスハンドグリップテークバック
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルクロスハンドグリップインパクト
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルクロスハンドグリップフィニッシュ
このドリルの目的もクロウグリップドリルと同様に右手の使い過ぎを抑え、体でスイングする感覚を掴みます。
クロウグリップドリルよりも右手でしっかりクラブを持っているのでスイングしやすい反面、右手を使ってしまう恐れがあるのでより右手の力を抜いて添えているだけという意識を強く持って行ってください。

◼︎左片腕ドリル(難易度★★☆)

3つ目は少し難易度が上がりますが左片腕ドリルをご紹介します。
ドリル名の通り、左腕一本でクラブを持ってスイングします。
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリル左片腕アドレス
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリル左片腕テークバック
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリル左片腕インパクト
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリル左片腕フィニッシュ
目的は左サイドでクラブを引っ張る事でハンドファーストに振り抜く感覚を掴みます。
注意点は左腕だけ動かしてスイングせずに体をしっかり回してスイングしてください。

◼︎右片腕ドリル(難易度★★★)

4つ目のドリルは右片腕ドリルです。
今度は右腕一本でクラブを持ってスイングします。
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリル右片腕アドレス
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリル右片腕テークバック
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリル右片腕インパクト
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリル右片腕フィニッシュ
左片手打ちドリルの方が難易度が高いように思うかもしれませんが実際にやってみると右手だけの方が難しいのを体感して頂けると思います。
理由は右腕一本だとコックがほどけてクラブを押していく動きになりやすいのでダフりやトップのミスが多くなります。
だったら右腕一本でやらない方がいいんじゃないかという意見もあるかもしれませんが(笑)、右腕一本でスイングする事で右腕の感覚に集中して正しい動きを覚えやすくなります。
注意点はまずアドレスですが普段構える時と同様にグリップの位置が左股関節の前にくるように構えてください。
そして左片腕ドリルと同様に右腕だけ動かしてスイングしないでしっかり体を回してスイングしてください。

◼︎ノーテークバックドリル(難易度★★★★)

最後にご紹介するのがノーテックバックドリルです。
名前の通りテークバックを取らずにボールを飛ばします。
簡単そうに見えて一番難易度が高いドリルです。
アドレスしたらクラブフェースにボールを乗せて運ぶイメージでターゲット方向に振り抜いていきます。
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルノーテークバックアドレス
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルノーテークバックフォロー
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチドリルノーテークバックフィニッシュ
フォローではクラブフェースは徐々にローテーションしていくのでうまくフェースにボールを乗せられるとターゲットより少し左に飛んでいきます。
目的はハンドファーストに振り抜く感覚を掴んだり、スイング中のフェースコントロールを磨きます。
クラブヘッドがグリップよりも先行するとフェースにボールが乗らずにうまく運ぶことができません。
コツとしては遠くに飛ばそうとして速く振ろうとせずに極力ゆっくりスイングして下さい。

◎最後に

どのドリルを行う時もボールに当てる事に集中してインパクトで体や腕の動きが止まらないようにフィニッシュまで体を回し続けてください。
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチアドレス
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチテークバック
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチインパクト
GEN-TENゴルフコースレッスンアプローチフィニッシュ
もしやり方が分からない方やちゃんと出来ているか不安な方はぜひレッスンに来て直接コーチに聞いてみてくださいね!

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撮影協力:PGMマリアゴルフリンクス ピートダイゴルフコース【GRAND PGM】

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この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

2024年もあと僅かですね〜
皆さん、今年もゴルフは楽しまれましたか?
飛距離アップやベストスコア更新などそれぞれ目標があったと思います。
達成できた方、素晴らしいです!
達成できなかった方、ドンマイです!
達成できた方はまた新しい目標に向かって、達成できなかった方は来年こそは目標達成に向かって頑張っていきましょう!
私は皆さんが目標を達成できるように来年もアプローチをメインにサポートしていきます!
2024年10月からYouTubeでアプローチのショート動画の配信を開始したのでをそちらもぜひ参考にして下さい!
YouTubeはこちらから!

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