皆さんこんにちは!ナオトです(^^)
『Golf Engineering Seminarでの学び』
今回は、エンジョイゴルフ&スポーツジャパンさん主催のゴルフエンジニアリングセミナーLevel1.5に参加してきたのでその様子をお伝えします。
私達コーチ陣は日々皆様に最新の情報と共に、よりレベルアップして頂けるように様々な観点から勉強を行いコーチング力をアップさせています。
昨年度も私はゴルエンジニアリングレベル1のワークショップに参加して様々な事を勉強させて頂き大変勉強になり、現在のコーチングに活かされています。
今回のLeve1.5は、前回よりもより詳しく細かな部分まで学べるという事で、ワクワクしていました。
2日間、朝から晩までゴルフの知識力を増やしていきました。(^^)
(今回のワークショップを担当したThe Golf LabのLiam Mucklow氏&Dr.Scott Lynn)
◆今回のセミナーで学んだ事
今回のワークショップでは、前回の記事でも書かせて頂きましたが、主に以下の4つについて詳しく学んでいきました。
①ビデオを使ったスイング解析方法
②GCQ(弾道測定器)
③SwingCatalyst(地面反力)
④K-vest&Gears(モーションキャプチャー)
世界中でプロゴルファー、アマチュアゴルファー問わずスイング分析に使われ、より効率的にレベルアップを助けてくれる機器になります。
やはり、ゴルファーのレベルに関係なく正しいスイング分析の知識を付ける事により、皆様に迷うことなくゴルフを楽しんで頂けると思っています。
ですが、日々ゴルフの考え方やスイング分析の内容などは変化していきます。
その為、今回のワークショップは非常に勉強になりました。
◆飛距離アップにフォーカス
今回、主に学ばせて頂いたことは「SwingCatalyst(スイングカタリスト)」と呼ばれるバランスプレートを用いてアドレスからフィニッシュまでの圧力に加えて3軸方向の力、またその軸に対する物体を回転させる力の大きさを表すモーメントも測定する事が出来るということです。
現在ブームとなっている床反力や地面反力などの言葉を聞かれた方も多いのではないでしょうか?
スイング中は地面に対して両足から加わる圧力と地面からの押し返しやバランスによってゴルフスイングが成り立っています。
よく下半身主導でスイングする事や下半身からのパワーを上半身に伝えて飛距離を出す様になどと言われていますが、
その動きを数値化してくれるのが、スイングカタリストになります。
飛距離を安定して出す為にゴルフスイングの要素としてミート率(芯に当たる確率)やLunchAngle(打ち出し角度)など沢山ありますが、やはり一番の課題はスイングスピードではないでしょうか?
個々の筋力や可動域、そしてスイングバランスによってスイングスピードの違いが出ますが、このスイングカタリストでは主に以下の3点をチェックしていき、個々のスイングスピードを出す為の解答を見つけ出していきます。
①ホリゾンタルースイング中の左右への平行移動の測定(主に左・右への力・圧力など)
②トルクースイングの回転力の測定
③バーティカル―垂直方向への反力測定(ジャンプやスクワットなど)
これは、個々のスイングによって長所と短所があるため、良い悪いということではなくその人の本来のスイングスピードを高めていく為に使用されます。
また、それぞれのゴルファーによって力やクラブのコントロールがしやすいスイングの軸足というのがあります。
私は今回Liam Mucklow氏&Dr.Scott Lynnから直接教わる事が出来ました。
スイング軸を変えたことによって、スイングスピードが変化しました。
まさに自分の感覚と数値とのギャップです。
その様子については次回の記事でお伝えしたいと思います。
今回のワークショップでは、前回の学んだ知識を復習すると共にどうすればより一層皆様に楽しんでその中でレベルアップして頂けるかについてより詳しくコーチングの整理が出来ました。
◆実践のレッスンとの融合ー最後に
GEN-TENのコースレッスンでは、コース上の実践に重きを置いてレッスンを行っています。
私自身はレッスンする上でどちらかというと感覚的にお客様にお伝えしています。
その感覚の中には、今まで学んだ知識と経験やデータなどの数値を照らし合わせながら皆様にお伝えしています。
ゴルフを始められて間もない初心者の方には、分かりやすく感覚的にお伝えしていく事を心がけています。
その為には、こういったワークショップの内容で学ばせて頂いた科学的根拠や数値化されたデータを間違いなく理解できる必要があると思っています。
いくら感覚とは言え、日々スター選手が変わる中で旬のワードや流行にごまかされない為にも、自分自身が感じたスイング分析は正しいのか?また私の感覚やスイングイメージとのギャップはあるのか?など日々アップデートしていく必要があります。
誰でも気軽にデータや情報を取得できる時代の中で、一人のゴルフコーチとして個々に合ったアドバイスが出来るように今後も学び続け、スタッフで共有していきたいと思います。
今回のセミナーを開催して頂いた「Enjoygolf&spotsJapan」の皆様とその他サポートして頂いた皆様に感謝を申し上げます。
今後のレッスンにご期待ください(^^)