テーラーメイドゴルフ 2019 新製品発表会

2019年1月11日 |

年明けのPGAツアーに合わせてこの時期は各メーカーの新製品の発表が行われます。
今回もテーラーメイドゴルフの最新モデルが発表されると聞き新製品発表会に行って来ました。昨年はフェースの両端を湾曲させたツイストフェースを搭載したM4、M3が話題となりましたが、今回はどんなクラブが発表されるのか!?GEN-TENメンバー様にいちはやくその情報をお伝えしたいと思います^ ^

最初はマーク・シェルドン・アレン社長によるプレゼンテーションでした。
「ツイストフェースを搭載したドライバーは日本においても大きな支持を得ましたが、さらなるパフォーマンスを全てのゴルファーに提供するように尽力しました。(略)」

新たなテクノロジーは「スピードにファーカス」するという内容でその詳細は、ブライアン・バゼル氏(テーラーメイドゴルフ副社長)と高橋伸忠氏(ディレクター)から説明がありました。
今回、加わったテクノロジーは想像を超えるものでした。ゴルフクラブも他の工業製品と同じでクラブを生産する際にその精度や品質に多少の誤差がでます。クラブであれば、反発係数の平均値をルールの制限(SLEルール:Spring‐Like Effect=SLE)を超えないように生産しています。そのため多少の誤差がでてもルールの制限内に収めて生産するというのがこれまでの方法ということでした。

クラブを生産する際にもベルカーブ(正規分布)を用い、反発係数のその頂点(平均値)が規制された制限内にあるようにつくり、計算上はルールの制限を超えるクラブは生まれないということでした。そのためルールぎりぎりの反発係数のクラブというのは大量生産が難しかったようです。

今回テーラーメイドが取り入れた方法は、一旦クラブフェースの反発係数の平均値を(ベルカーブの頂点を)ルールを超えた数値に設定して、レジンという素材をフェースの2箇所に埋め込むことで反発係数をルール内に戻すことでスパイシーヘッド(制限ぎりぎりのヘッド)を生産するという新たな方法でした。

もちろんこのヘッドの大量生産にも多少の誤差がでるため、そこで独自のアルゴリズムを用いてレジンの入れる量(最大1g)に微妙に変化を加えます。それによってどのクラブも均一なクラブヘッドを生み出せるということです。

反発係数が制限ぎりぎりのクラブヘッドは、その希少性からもこれまでトップのゴルファーに提供されたてきたのですが、これにより一般のゴルファーにもその恩恵が受けれらるようになったようです^^
このスピードインジェクション(SPEED INJECTED)は、2月発売のM5ドライバーとM6ドライバーに搭載されます。

また今回はその他のクラブやアイテムにも注目が集まりました。2018年に世界でも評価の高かったツイストフェースをフェアウェイウッドにも採用し、同じく2月にM5フェアウェイウッドとM6フェアウェイウッドとして発売されます。またアイアンやMグローレのフェアウェイウッド&ユーティリティ、Spider X(パター)、TPシリーズのボールなども続々と新たなクラブが発売されます。

この春のテーラーメイドの商品から目が話せませんね!私も試打をしたのでどんどんご紹介していきます^^
<M5ドライバーについて>

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この記事を書いたのは

寺嶋 慶介

寺嶋 慶介

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