GEN-TENが行なっているゴルファー創出活動に関するレポートです。
今年も昨年に引き続き、提携コースでもあるウッドフレンズ森林公園ゴルフ場(愛知県)にて、名古屋経営短期大学のスポーツ演習の夏期集中講座を寺嶋コーチと開講しました。
昨年の様子はこちらです。
日本の大学ではおよそ7割の学校で生涯スポーツという科目に「ゴルフ」が採用されていますが、その内容のほとんどは体育館やグラウンドを使ったスナッグゴルフや、練習場のみの実習にとどまっており、実際にプレーが出来るゴルファーの創出までには至っていません。
ゴルフに興味のある学生がいて、新しいゴルファーを歓迎したいコースやメーカーもあるのに、これらが繋がらないのは勿体ないなと思ったことが「ゴルフコースレッスン×教育」活動のきっかけです。
この活動を始める際に学校やゴルフ場に伺い現状の調査したところ、①指導者の問題、②用具や費用の問題、③場所と移動の問題、がその背景にあることが分かりました。
そこで私たちは解決の手段として、契約先であるテーラーメイドゴルフさんに古くなったデモクラブを提供いただき、森林公園ゴルフ場さんにはコンペルームやコースの貸し出し、最寄駅からの送迎などのご協力を頂き、そして私たちGEN-TENからは大学講師の要件を満たすコーチを派遣しました。
室内講義ではゴルフの精神(公正と思いやり)、ゴルフの発展と歴史、ゴルフ用語などを学びます。
パッティング、アプローチ、ショット、コースでの実習の順番で段階的に打球技術を学んでいきます
各団体がリソースを少しずつ持ち寄ることで、これから社会に出る学生たちに本物のゴルフを体験してもらい、3日間の集中講座の中でゴルフの精神、ルールやマナー、打球技術を身につけて、人口減少が続くゴルフ業界に正しい知識をもった新たなゴルファーを創出すると共に、学生たちには社会に出てからも生涯に渡って楽しめるゴルフを覚えてもらうことを目的とする授業が出来上がりました。
芝生の上で楽しい思い出(^^)
今回は雨の影響もあって、事前に予定していたプログラムの一部ができませんでしたが、学生たちがゴルフ場の気持ち良さ、打ったボールを追いかける楽しさ、ルールやマナーを通じた公正と思いやりの精神を感じてくれたようで嬉しかったです。
3日目にはスコアを付けて5ホールをラウンド!のはずが雨で3ホールで終了して残念(T_T)プレーの姿は様になっていました。
昨年に引き続き、施設を提供していただいた「ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場」スタッフのみなさま、クラブとキャップ、グローブを提供していただいた「テーラーメイドゴルフ」のみなさま、開講の手助けをしていただいた学校関係者のみなさま、多くの方の協力で今回も無事に講義を終えることができました。本当にありがとうございました。
学生からのコメント
私はゴルフの魅力の一つに、年齢や性別、社会的な属性を超えて、同じフィールドでプレーできるという「プレイヤーの多様性」があり、女性や若者もいるゴルフの方が楽しいと思うのです。
だからこうして次世代のゴルファーを育成していくことは、きっとやがて私たち自身の楽しさ増やしていくことになると信じています。
今後もGEN-TENは私たちらしく、持続的にできる活動を通じて新しいゴルファーの創出に努めていきます。
参加学生が10名以上で、教育機関や団体からの依頼であればよろこんで相談にのります。
ゴルフコースレッスン×教育 に興味をお持ちの方はお問い合わせフォームからご連絡ください。