「握手→握手」のドリル

2017年8月10日 |

練習場で打っている時に急に調子が悪くなって、ちゃんと当たらないな、何が悪いんだろう??って思う時、ありませんか?
そんな時にオススメなのがこのドリルです。お友達やパートナーにお手伝いを頼んで、スイングする時に両手が通るポイントを確認してから、クラブを持って素振りするのが効果的ですよ。

今回はノリヒロコーチにサポートをお願いしました☆
まず、クラブを持たずにセットアップの形を作ります。ノリヒロコーチにはこんなふうにテイクバックする側(右利きの人は右側)に、私の方を向いて立ってもらいます。

シャドウスイングをして、両手が腰の高さに来るまで上体をひねってテイクバックし、左手でノリヒロコーチと握手します。
左肩が右膝の上に来るように、斜めに肩を入れ込むようなイメージです。

ここで左手首のリストを使い、親指の爪先が空を向くようにコッキングします。

クラブを持つと、正面から見てちょうどシャフトと腕の角度が90°になるように。ちょうどここでテイクバックはハーフスイングの大きさになります。
ここがドリルスイングの始点です。

次にフォローの形を確認しましょう。ノリヒロコーチには、私の左側横に移動してもらいます。体重移動しながらダウンスイング、インパクトからフォロー、さっきのテイクバックの形とちょうどシンメトリック(対称)になるように、両手を体の反対側の腰の高さまで上げ、今度は右手でノリヒロコーチと握手します。

右肩が左足つま先の上に来るように上体をひねります。

クラブヘッドは重いので、両手を腰の高さで止めるとヘッドが走ってシャフトは自然に90°上へ上がって行きます。手首を柔らかく使って下さいね。グリップはしっかり握ったまま、特に左手の小指が緩まないように気をつけましょう。クラブを握るとこんなふうにシャフトが上がって行きます。ここがドリルスイングの終点です。

ゆっくりでいいので、この握手→握手のポジションを始点と終点にして実際にボールを打ってみます。ハーフスイングで5球から10球ぐらい打ってみて、また同じ数だけフルスイングで打ちます。握手の位置を通るようにフルスイングしてくださいね。このドリルを繰り返すと、スイングやクラブ軌道のズレを修正するのに役立ちますヨ。ぜひお試し下さいね(右手はバイバイのつもり〜^^)

ご予約はこちらから

この記事を書いたのは

野村 祥子

野村 祥子

皆さまいかがお過ごしですか?
12月から日本でレッスンを再開させていただきます。
コースでお会いできることを楽しみにしています。

週間アクセスランキング

  1. そのユーティリティの構え方と打ち方で合ってますか?FP値(フェースプログレッション)を知って苦手克服 166ビュー
  2. 「スプーン」は必要?!3番ウッドについて考える 92ビュー
  3. キャディバックの持ち方 81ビュー
  4. レイドオフが正解?迷ったらスイングのグラデーションで整理してみましょう 80ビュー
  5. ゴルフ 左足上がりのアプローチは2通りの打ち方で対処! 75ビュー
  6. ゴルフ グリーンのスピードの計測方法〜スティンプメーターを使って〜 66ビュー
  7. ゴルフ アプローチのピッチとランの比率 63ビュー
  8. ウォーターハザードとラテラルウォーターハザードの違い 57ビュー
  9. 2023年新ルール知ってますか? 53ビュー
  10. クラブセッティングは落下角度で決める!?ツアー担当者に聞いたクラブの選び方。 50ビュー

過去7日間にページビューの多かった記事を表示しています。これを見ると「GEN-TENの原点」の読者のみなさんがどんな記事に興味があるかわかってしまいますよ

記事を検索

to top
ページの先頭へ戻る