皆さんこんにちは!kentaroです(^-^)
先日開催されていた全英オープンは、最後まで展開が読めず寝不足の方も多かったのではないでしょうか(^^;)
さて、今回はその全英オープンで勝負を決めたとも思われる、J・スピース選手のアンプレヤブルの処置についてお話したいと思います。
まずアンプレヤブルとは「球がウォーターハザード内にあるときを除いて、プレーヤーはコース上のどこででも自分の球をアンプレヤブルとみなすことができる」(第3章規則28)とあります。
つまりプレーヤーはラフであろうと、フェアウェイど真ん中であろうと自分がプレーできないと判断すれば、1打罰を払ってアンプレアブルの処置を取る事ができます。
アンプレヤブルの処置方法には以下の3つがあります。
1、最後にプレーしたところのできるだけ近くで球をプレーする。
いわゆる打ち直しですね。
2、その球のあった場所から2クラブレングス以内で、かつホールに近づかないところからプレー
これは2の条件に合っていれば、横でも後ろでもOKです。
3、ホールとその球を結んだ後方延長線上。後方延長線上であればどれだけ離れてもOK。
3がJ・スピース選手が実際に全英オープンで行った処置ですね。
2と3の処置を行う場合は決めた地点にドロップすることが必要となります。
スピース選手の場合は、後方延長線上の自分のドロップしたいところとホールとの間にクラブメーカーのバンが障害物となっていたので、飛球線上にバンがかからないところまで移動してプレーを続行していました。
ルールを上手く使えると、スコアを諦めずにすむことをスピース選手が教えてくれた試合だったと思います。
そのためには、冷静な状況判断と正しいルールへの理解が大事ですね(^-^)
皆さんもルールを上手く使って、冷静なプレーを目指しましょう!