こんにちはkazukiです。
今回のwebレッスンは「砂が混じったラフからのアプローチ」です。
バンカー周りからのアプローチで、このように砂が多く被ってしまったラフにボールが止まってしまったことはありませんか?
夏場や今くらいの時期はまだ芝生が元気なのであまり遭遇しないケースですが、これから寒くなると少しずつ増えてくるシチェーションですので、打ち方を一度整理しておきましょう!
まずこのケースでよく起こるミスはダフりやトップです。
いつものラフや少し芝の薄い(密集していない)状況と同じイメージで打ってしまい、クラブヘッドが砂の抵抗に負けるとダフりは起こりやすくなります。
またトップはこのライからダフった経験のある方や、ライが悪いのでボールを上げようとした時に起こりやすいミスです。
この2つのミスは、クラブ選択とボールの位置で大きなミスを回避することができます。
今回はAW(52°)と8番アイアンで試していきたいと思います。
まずAW(52°)です。
AWやSWなどのウェッジを使ってこのライからボールを打つ場合にはまず「ボールを上げる」という手段をやめた方がミスはグッと少なくなります。
ですので、ボールはいつもより大きく右足寄りにセットします。
右足寄りにセットした時のハンドファーストをキープして、そのままクラブヘッドをボールの横に落としていくイメージで打っていきます。この時、上から打ち込むようにクラブヘッドをドスンと落とすのではなく、ランニングアプローチの要領でフォロースルーもヘッドが低い状態のままターゲットに出していきます。
アドレスの時点でクラブのロフトは少なくなっているので、ボールは転がりますがバンカーを越すには十分な高さは出るはずです。ハザードなどを越えたい時はウェッジがオススメです。
次に8番アイアンです。
8番アイアンなどのアプローチは、既にグリーン周りのアプローチで使用されている方もいると思いますが、要領は同じです。ただ私の場合は、ダフりに対しての保険を少しかけておきたいので、いつもよりボールは右足寄りにセットします。
そしてあとはグリーン周りのアプローチと同じ要領で芝生をブラッシングするようなイメージで払うように打っていきます。
ボールはほぼ地を這うように飛んでいき、ボールは転がっていきます。越えるべきハザードなどがない時は8番アイアンに近い番手のクラブがオススメです。
整理すると・・・
・ボールを上げたい時はSWやAWで高さを少し出してグリーンを狙う
・ボールを上げる必要がない時は8番アイアンなどで転がしてグリーンを狙う
この2つのシチュエーションにマッチしたクラブ選択、そして打ち方を覚えて難しいライからも簡単にナイスアプローチを増やしていきましょう!レアケースですが覚えておいて損はありませんよ!
ぜひ試してみてください^^