こんにちは!栗木です。
今回の内容は主にゴルフ歴の浅い方向けの内容になりますが、ヴェテランやエキスパートの方にもぜひ読んでおいていただきたい内容になっていますので最後までお付き合いくださいね(^^)
その内容とは、下の写真のようなグリーンが2つある(2グリーン)コースで、ピンの無い予備のグリーンに乗ってしまったときの対処法です。
「そんなの知ってるよー」とページを離れようとしたヴェテランのみなさん!もう少し待ってくださいね(笑)
先日ハーフラウンドレッスンを開催していたときのことです。参加者はゴルフ歴の短い女性。
あるホールでその方のショットが使っていない予備のグリーンに乗りました。グリーンにはプレー禁止を意味する「CLOSED」の看板があります。
グリーンからボールを出してプレーを続けることが当然になっている私は、特に意識することもなくレッスンを続けていました。すると予備のグリーンに乗った方がクラブを持ってグリーンに上がっていきます。。なにやらそのまま打ちそうな雰囲気。。
そうです。この方は予備のグリーンでプレーしてはいけないことを知らなかったのです。お話しを聞いてみるとグリーンが2つあるコースでプレーしたことが無いとの事。それでは仕方ありません。知らないのも当然です。
もちろんその場では私が対処法をお伝えして、グリーンの外からプレーをしました。
看板をよく見るとこちらのコースでは予備グリーンのカラーもプレーの禁止区域となっています。
レッスンをしていると、グリーンからボールを出さなければならないことを知っている方でも、カラーはどのように処置をしたらよいかを知らない方も多いです。
カラーがプレー禁止区域か?
プレーしなければならない区域か?
は、ローカルルールで定めておりますので各コースで対応が変わってきます。ローカルルールをしっかりと確認して処置をしてくださいね(^^)
私の知っている限りではグリーンが2つあるコースは日本特有のものだと思います。少なくとも私がプレーした事のある海外のコースでは見たことがありません。
余談ですが、日本で2グリーンが採用された理由は、昔のベント芝では日本の夏の暑さに適応できなかったためだそうです。
ですが、日本でも芝生の改良が進むにつれてグリーンが1つ(ベント1グリーン)のコースが増えています。そして今ではベント1グリーンのコースのほうが多くなったようです。
このように日本特有であり、減ってきている2グリーンのルールですから、ゴルフ歴の短い方がわからないのも仕方ないですね。
ですからこの記事を読んでいただいたヴェテラン・エキスパートのみなさんは、処置の方法を知らない方がいても怒ることなく、優しく対処方法を教えてあげてくださいね(^_^)v