つま先上がりは打ち出し方向の管理がキモ!

2016年6月28日

みなさんこんにちは!栗木です。
コースがすっかり緑に染まり、ラフが長くなってきました。すると冬の間は止まらなかったような傾斜にボールが止まることがあります。
今回はその中でも「斜度が強いつま先上がり」での注意点についてお話ししたいと思います(^^)
20160628_blog_nozomu1
ありがちな状況としては、バンカーのアゴの部分にボールが止まってしまう時でしょうか。このような状況からアプローチショットをしたときに、ビックリするほど大きく左に飛び出してしまった経験のある方、いらっしゃると思います。私もゴルフを始めた頃よく経験しました(笑)

そこで「左に飛び出す原因」についてご説明します。
下の写真は平らなライソールをしっかりと接地させた状況での打ち出し方向を表しています。
サンドウェッジ(58°)
20160628_blog_nozomu2
アプローチウェッジ(52°)
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どちらも平らなライではフェース面がまっすぐ向いていることがわかります。

ではつま先上がりではどうでしょう。
サンドウェッジ
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アプローチウェッジ
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どちらもフェース面が左に向いていることがわかります。
そして、、二つの写真を比べて何か気づきませんか??

もう一度見比べてみてください。
上がサンドウェッジ。下がアプローチウェッジ。
20160628_blog_nozomu4
20160628_blog_nozomu5
そうです!サンドウェッジ(58°)の方が大きく左に向いていますね。
このためにグリーン周りのアプローチでロフトの多いクラブを使ったときほど、信じられないほど左方向に飛び出してしまうわけです

まとめると
大きく左に飛び出す状況
つま先上がりの傾斜が強い場合
ロフトの多いクラブでショットする場合

左に飛び出す量が減る状況
つま先上がりの傾斜が緩い場合
ロフトの少ないクラブでショットする場合
このポイントはアプローチでもショットでも同じです。

このような状況にしっかりと対応するには経験や練習が必要ですが、今回のポイントが頭に入っているだけでも変わってくると思います。
実際に練習してみたい方には、こんなヒント!レッスンを。
コースで遭遇する様々な状況からのアプローチ
なるべくリクエストにおこたえしたいと思っていますので、やりたい練習をご用意してご参加くださいね!

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