こんにちは、サチコです☆今回は、左右に球が散ってしまう方に効果的なドリルをご紹介します。
よく聞くティショットでのお悩みです。「スライスが出てたから左を向いて打ったら、今度は左への引っかけが出ちゃって…。」
「チーピンが出るので右を向いたらこんどは右へのプッシュアウト。これじゃあ、どっちを向いて打ったらいいのか分からない!」
ゴルフはConsistency(=一貫性)のスポーツです。スライスでもフックでもいいのです。一貫して同じ方向に曲がるのならば対処の仕方がありますから。
けれど、どっちへ行くかは打ってみないと分からない、となると、スコアをまとめるのが難しくなりますね。
球筋がブレる原因はスイングのブレにあり、スイングがブレる原因の1つは、トップの位置のズレにあります。毎回同じトップが作れたら、同じところから振り下ろすことができるので、ショットはより安定します。
テイクバックは腕だけで振り上げない、体幹の捻転を使って…と書かれた記事をよく見ます。それは正しいのですが、そのスイングでたどり着く先がバラバラだと、せっかくの捻転がじゅうぶんに生かされませんよね。
というわけで、トップの位置を固めるドリルをご紹介。
クラブが一本あれば、家の中でもできる簡単なドリルです。
まず、クラブを持っていつものようにセットアップします。
右肩の上にクラブを担ぎ上げます。このとき肘は曲げますが、広がらないように。
セットアップで作った両腕の肘と肘の距離を変えないようにします。
テイクバックするように、上体を90度ねじります。
腕は動かしません。前傾姿勢が崩れないように気をつけてくださいね。
左腕をぐっと伸ばしたら、トップの出来上がり!
私はミシガンでの丁稚奉公時代に、プロショップの受付にいてヒマな時、鏡の横に立っていつもこのドリルをやっていました。
ドリルを5回。→ドリルで作ったトップから振り下ろしてスイング5回。→セットアップからいつも通りスイングしてトップまで行って、横の鏡でトップのポジションをチェック5回。を繰り返しやります。
自然と体幹の筋肉もつきますし、腕ではなく上体を捻って作るトップの感覚がつかめると思います。ぜひお試しくださいね(^^)