大学の講座でコースレッスンを取り入れていただきました。
今回はいつものレッスンネタではなく、我々GEN-TENが取り組むゴルファー創出活動のご報告です。
ゴルファーを創出する最前線である「レッスン」という仕事をしながら、ゴルフ人口の減少を目の当たりにしてきて、その対応策としてジュニア育成プログラムなどにも微力ながら関わってきましたが、いまいち効力感もなく、何かもっと別の手があるんじゃないか?と漠然と思っておりました。
そんな事を考えていた矢先に、あるゴルフビジネスフォーラムで大学生のゴルフへの興味が高いことを知りました。さらに深く調べてみると興味の高さを示すように、4年制大学の半数以上で体育の授業内容にゴルフを実施していることも分かりました。
しかし体育の授業なので指導は専門家ではなく体育を担当する講師の方が行っていたり、場所も体育館やグラウンドで模擬ゴルフを体験する程度にとどまっていることも分かり『ゴルフを始めたい就業目前の若者がいるのにこれは勿体ない』と思ったのが事のきっかけです。
本格的なゴルフ授業が実施できない障壁は大きく3つあります。
1.お金の問題(プレー代とかクラブの購入費)
2.場所と移動の問題(ゴルフ場の利用許可、ゴルフ場までの移動)
3.講師の問題(ゴルフコーチの教育への関わり方)
詳しいことは割愛しますが、この問題をクリアすれば、社会人を目前にしている大学生をゴルファーに変えることが出来るかも?と思い相談したところ、今回の取り組みに至りました。
これは小学生以下を対象としたジュニア育成よりも、ゴルファーになるまでのリードタイムも短く、今のゴルフ業界に効果的だと感じていますし、ゴルフのルールやマナー、歴史、精神を伝えていくためには「教育」という場が適切だと感じています。
実現までの障壁を取り払うために、GEN-TENが普段お世話になっている「テーラーメイドゴルフ」さんに学生用のクラブセットを多数ご提供いただき、さらに「ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場」さんも快く場所を提供していただきました。さらに生徒の送迎を講師や職員の方が手伝ってくれたりと、本当に多くの方の協力で実現しました。
この取り組みを通じて、学生たちが「公正」と「思いやり」というゴルフの精神に触れ、一生懸命に取り組んでくれて、楽しいと言ってくれたのが何よりの成果です(^^)
まだまだ小さな一歩ですが「ゴルフコースレッスン」を教育の現場へとつなげ、新しいゴルファーに正しいゴルフの精神を、ゴルフ場には元気で若いゴルファーを、そして私たちコーチには教育やゴルファー創出への貢献機会をもっともっと増やしていければと思います。
「教育×ゴルフ」へご興味がある方はGEN-TENにお問い合わせください。
そして、大人の方はGEN-TENゴルフコースレッスンへ(笑)