少し筆を置いていましたが、この機会にまた書き始めようと心を新たにした “Kino’s Column” です。あまりゴルフとは関係ない話しですが、興味のある方に読んでいただけたら幸いです。
2005年8月5日、10年前の今日。GEN-TEN最初のレッスンを滋賀県タラオCCで行なった日でした。この日までの数週間、会社を設立し、登記し、銀行や電話、インターネットの回線を始め、事務所、ゴルフコース、コーチなど、いろんな契約を進めながら、パンフレットやWEBサイトを作成し、広告宣伝の交渉をしていたことを思い出します。「あの頃、寝てたのかなぁ?」なんて、一瞬感慨に耽ってしまいました。
I’m remembering the history of GEN-TEN.
思い返せばこの10年、数多くの失敗をしてきました。
(2005年Webサイト/今見ると、なにやら秘密結社みたいです…笑)
2005年〜コースでレッスンができるプロがいない or ノウハウがない。コースでレッスンをさせてもらえるゴルフ場がない。コースレッスンをゴルファーに知らしめるすべがない。
(2008年Webサイト/EndlessSummerが好きで影絵を使ってみました…笑)
2008年〜お客さまのリピート率が低い。ゴルフコーチになりたい人が少ない。人材不足でサービスが提供できない。
(2013年Webサイト/カメラマンが素晴らしい写真を撮ってくれたので使いました)
他にも数えきれないほど失敗をしていますが、その失敗を糧に作戦を立て、できる限り速いスピードで仕切り直すことができたことが、いまエッジを効かせてGEN-TENが存在できている最大の理由だと確信しています。
Thank you for Join GEN-TEN.
お客さま、コーチ達、提携ゴルフコース、デザイナー、カメラマン、その他関わってくれた関係者、全員に感謝の意を表したいと思います。
マーケティング・ブランディングを生業にする私の持論としては「ブランドイメージの30%は、それを使うお客さまが創る」と思っており、GEN-TENは素晴らしいお客さまに恵まれているなぁ。と、いつも感謝しています。基本的に営業職をおかない私たちに代わり、お客さま同士が誘い合ってキャンプやレッスンに参加してくれたり、いろんなフィードバックをもらったりするごとに感動しています。ありがとうございます!
コーチングスタッフ全員が集まって行うCMS研修、コーチングの幅を広げようと真っ直ぐで真剣な眼差し、組織戦略を大きく変更した2015年4月から、それぞれコーチ同士で行うクオリティチェックとダイアリー投稿と情報共有、お客さまと築く信頼関係。そして何よりみんな「ゴルフが大好き!」そんなスタッフのみんなを誇りに思います。
私の頭の中にあるイメージをしゃべるだけで、それを咀嚼して表現してくれる(笑)デザインチームのみんなのクリエイティブ力には、いつも感心させられます。イラストは常にイメージ以上に力があり、スチールフォトは、レッスンの楽しさを切り取ってくれ、ビデオは確実にわかりやすく、そして毎週のようにWEBサイトをアップデイトしてくれている。ありがとう!みんな、これからも楽しんで仕事しよう(笑)
最後にMr. Takashi Oya、12年ほどのつきあいだが、20才前半だったか出会った頃に話した「自分の人間的な成長のために、自分に投資する」を実行し続けている覚悟と実行力は素晴らしい。セントアンドリュースへ行き、MBAを取り、オーガスタへ行き、いろんな人と出会い、円となっているよ。その実行力は、今後のゴルフ界にとって、とても重要だ。もちろんGEN-TENにとっても…
(2015年Webサイト/テーマ”カートでGO!”です…笑)
Next level of GEN-TEN
コーチ達の能力開発に力を入れること8年、前述のCMS研修に加え、自律をテーマに、それぞれのコーチが成長に向けて前進しています。みんなの挑戦と成長は、本当に頼もしく、今後にゴルフコーチ像の想像が膨らみます。GEN-TENファンのみなさま、彼らはゴルフの専門家ではありますが、人生においてはみなさまの後輩です。暖かく時には厳しく見守っていただけると嬉しいです。
今後GEN-TENで、もっともっとゴルフを楽しむこと、スポーツを嗜む人生が素晴らしいことを、コンセプト「感動・円・健康・情熱・楽しい」とともに表現することを誓います。
2015年秋に次なるレベルをお見せできることを楽しみにしています!
木下勝浩