こんにちは!栗木です。
ゴルフ場では雨が多く降るとコース内に水たまりができることがあります。
今回はそんな水たまりがバンカーの中にできた時のルールについてのお話です。
前日に雨が降ったあるゴルフの日、気持ちよくスイングしたもののティーショットを左にひっかけた栗木くん。ボールはバンカーの中、しかもそこは水たまりです(^^;
このようにコースに一時的にできる水たまりをカジュアルウォーターといいます。
ここで問題!
このボールの処置の方法はどのようにしたら良いでしょうか?
①ウォーターハザードのように1打を足してボールを動かす。
②1打足すことなくボールを動かせる。
「う〜ん。。どうしよう。。」思案中の栗木くん(笑)
正解は②番!
カジュアルウォーターの処置はバンカーの中でも適用され、1打足すことなくボールを動かすことができます(^^)
処置の方法は。
「ボールがあったバンカー内の、ニアレストポイントから1クラブレングス以内にドロップ」
となります。
ニアレストポイントとは。
「この水たまりをよけて、このバンカーの中でボールが止まっていた場所から1番近いところ」
この場合はこのように定義されます。
上の写真では、スタンスが水たまりをよけているためこのクラブヘッドの位置がニアレストポイントになりますが、ニアレストポイントがバンカーの外になってしまいます。
「バンカーの中に」という決まりがありますから、
上の写真の場所がニアレストポイントになります。
そして、1クラブレングス以内に
ドロップします。
ご存じでしたか?
レッスンで質問してみると分からない方の多さにビックリ!ルールは罰をつけるだけでなく、知っていると皆さんのスコアの味方になってくれることが多くあります。
これからも楽しくルールについて解説していきたいと思いますので楽しみにしていてください(^_^)v