「コーチ同士の秘密の勉強会!?~スピンからゴルフ上達のヒントが見えてくる~」vol.1​​

2015年4月21日 |

みなさんこんにちは!

5月から関東地区でレッスンをさせて頂くことになりました日下部直太です。(^^)

新たなスタートの1ページとして、GEN-TENで定期的に行なわれています、CMSでのコーチによる秘密のナイトセッション(ゴルフ会議)の様子と、その中でも僕自身が感じた事をお伝えしていこうと思います。
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GEN-TENで行われているCMSとは、お客様にいかに上達してもらえるのかを一番に考え、ゴルフのプレー中や練習に必要になってくる「メンタル」「練習方法」「コースマネージメント」「ゴルフクラブー道具」「コーチング」などなど沢山の情報を取り入れ、ゴルフが楽しい!と思ってもらえる様にコーチが成長出来る場となっています。

そんな中でも、コーチ間で極秘?!のナイトセッションを行い、それぞれのコーチが今一番知りたい情報は何であるのか?もっとより良くお客様に良いレッスンを提供することは出来ないか?など独自に声を掛け合いながら秘密の会議を行いました。ですが、今回皆様にお伝えするので、秘密ではなくなっていますね。(^^;)

今回のナイトセッションで僕が提案させて頂いたのは「スピン」についてです。
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スピンはゴルフに絶対に欠かせない要素であり、またゴルフ雑誌やゴルフ中継、レッスンで何度も耳にされていると思います。

僕がスピンって聞くと、一番思いつくのが世界最強のTigerWoods選手がグリーン奥から強烈にバックスピンで戻して入れたり、アプローチショットでボールを止めたりと、プロの業!という印象があります。

強烈なバックスピンやプロのようには上手くかけれなくても、少しでも皆さんの上達のヒントになるんではないかと思い、今回は「スピン」について提案させて頂きました。

関東地区担当の室屋修一コーチを中心にコーチ同士が疑問や新しい情報を話しながら、スピンからゴルフスイングの上達のヒントを見つけていきます。
コーチからコーチが学ぶというのは、更に知識量を2重3重にすることができ、お客様へのレッスンでも常に最新の状態でお伝えすることが出来ます!(^^)

僕が今回「スピン」を提案させて頂いた理由は、スピンってものすごく大きな括りであり、様々な要素がありすぎて難しい部分が多いなと感じていました。僕は悩んだら聞いてみる、教えて頂いたら自分で整理をして、お客様の上達、楽しさに繋げたいと思っています。
早速コーチ同士でQ&A方式のゴルフ会議がスタートしました。
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この3点が主にスピンに必要な要素です。

スピンは、ボールのディンプルに空気がぶつかりスピンが生まれ、ボールスピードとフォローの風orアゲインストの風によって空気抵抗の強さが変わり、プロの様に強烈にバックスピンがかかるのか、全くかからないのかに影響してきます。

ここからスピンについてもっと掘り下げていくと、
1.なぜボールは曲がるのか?(スライス・フックなど)
2.ゴルフクラブやボールによって曲がり幅や、バックスピンのかかり具合はどれくらい違うのか?
3.スピンって飛距離に物凄く影響しているのでは?(飛距離を伸ばすための3大要素?!)

など、沢山の話がコーチ間で広がっていきました。ここに上げた3つの疑問を解消するには、主に、6つの要素があります。

1.ヘッドスピード

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ヘッドスピード=飛距離というイメージが強いと思いますが、スピン量(特にショートアイアン)にも物凄く影響してきます。プロはスピンの掛かり具合をイメージしながら、スイングスピードを一定にしたり、よりスピン量を増やすためにスイングスピードを上げたりしています。

◎ヘッドスピード目安:
・プロのハードヒッター 48m/s
・ハードヒッター    43m/s~48m/s
・一般ゴルファー    38m/s~43m/s
・シニアゴルファー   33m/s~38m/s
・女性ゴルファー    33m/s未満

2.ボールスピード

ボールスピードは、インパクトとクラブヘッドスピードにより作られます。
ボールスピードを上げるには、クラブヘッドスピードがより早ければ良いのですが、インパクトの瞬間にヘッドがターゲットに対して、どこを向いているかによっても、パワーがボールにどれだけ伝わるかが変わってきます。

クラブスピードが同じであっても、フェースが開いて当たってしまうと、真っ直ぐに当たった時とでは、ボールスピードが全く違ってきます。なので、自分のヘッドスピードの現状を知り、インパクトでボールを捕まえれるように練習をしていくと、今よりも更なるスピードアップが望めます!

☆ボール初速が「1」違うと約7ヤード飛距離が変わると言われています。

3.ヘッド軌道

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ヘッド軌道は主にボールの行方を決める要素ですが、飛距離にも影響してきます。

上記は例ですが、クラブがよりインサイド→アウトの度合いが強く、尚且つフェースがターゲットに対して真っ直ぐであれば、スピン量を抑えられる事ができ、捕まったドローボールを打つことができるので、飛距離アップに繋がります。自分の軌道はどのようになっているのか?をコーチにチェックしてもらうことで、なぜスピンが掛からないのか、飛距離をどれだけロスしているかを発見する事が出来ます!

4.入射角(アタックアングル)

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入射角(アッタクアングル)は、ボールに対してダウンブローに当たっているかを確認します。ダウンブローと聞くと、クラブを上から鋭角にぶつけるイメージを持ってしまうのですが、そうではなく、ダウンスイングの途中でボールに当たる事により→結果ダウンブローになっているというイメージが良いと思います。

最下点より手前でボールを捉える事により、クラブ本来のスピン量と飛距離を手にする事ができ、美しいターフを取ることができます!
僕も、ラウンド中はターフがどのように取れているかを意識しています。

5.インパクトロフト(ダイナミックロフト)

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インパクトロフトは、クラブヘッドがボールに当たる瞬間(インパクト時)のロフト角の事を指します。インパクトロフトは上記の入射角に影響してきますが、ダウンブローに捉える事ができれば本来のクラブロフトよりも1~2度ロフトが立った状態でボールに当たります。なので、飛距離を稼ぐ事ができ、スピン量も増えてくるのでボールを高く上げる事が出来ます。
ただ、ストロングロフトのクラブが増えているので、あまりそれを意識し過ぎるとボールが上がらない原因にもなってきますので、一度コーチに相談してみてください!

6.打点

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打点は芯で捉えられている事がポイントになります。ドライバーだと上記の様に真ん中よりもやや上目に当てると、スピン量を抑える事ができ飛距離を稼ぐ事ができます。

芯により当てる方法は、スイングの部分が大きく影響していますがアドレスをチェックすると更に芯に当てやすくなります!一人ひとりによって違ってきますので、その部分も一緒にチェックしていきましょう!(^^)

以上6つのポイントをお伝えしましたが、こんなにもあるんですね。笑 

僕が思うTigerWoods選手のような強烈ばバックスピンから、飛距離UPや、スライスを克服したい、自分に合うゴルフクラブはどんなのか?などなど、私達が日々常に考えている疑問のヒントを導くことができます。
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コーチ同士の話し合いの中で、「ゴルフはインパクトに全てあり」という事を改めて認識出来ました。インパクトの瞬間に、ゴルフの結果があるのは当たり前の事ではありますが、一つ一つ上記で上げた6つのポイントを詳しく見ていくことで、更に理解を深める事ができ、上達するヒントを発見する事が出来ます。

僕は、体の柔軟性やスイング軌道からゴルフを作っていくタイプなので、その言葉は新鮮でインパクトがありました。

あまり、難しいことがわからなくても「スイング中のインパクトの瞬間にどんな要素が入っているのか?」を少し知るだけでも、ゴルフって本当に奥が深くて、楽しいなって思えてくると思います。(^^)

ただ、これを自分で発見し、解決するのは本当に難しいです。

どんなに有名な選手でも、ゴルフコーチがチェックしています。僕にも信頼出来るゴルフコーチがいます。人それぞれ、レベルも、目標も違います。ただ、目標・過程が人それぞれ違っていても、その先にあるものは「ゴルフが楽しいから」「ゴルフが好きだから」コーチと共に頑張って練習出来るんだと思います。ちなみに、僕の最初の目標はかっこいいスイングになることでした。笑

ゴルフが楽しく、上達するために僕が常に考える事は

◎スイング
 ー自分に合うスイングは何であるのか?

◎道具
 ー自分に合ったゴルフクラブ(道具)とは?

◎体(怪我など)のメンテナンスとは?
 ー怪我をしないため、飛距離アップのためのゴルフ専用ストレッチはあるのか?

◎ゴルフコース
 ー実際のゴルフコースでのシチュエーション対応やボール弾道ってどうなっているのか?

この4つの部分を常に考えています。
その4つの部分については、また次回のGEN-TENマガジンでお伝えしていきますね!
是非次も読んで頂けると嬉しいです。
※Vol.2はこちら

ありがとうございました。

Naoto

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この記事を書いたのは

日下部 直太

日下部 直太

ゴルフシーズンスタート!ということで、それぞれの課題や目標に向かって沢山練習されている時期だと思います(^^)

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日々の個人的なトレーニングや練習での発見をレッスンではお伝えしているので、受講された際はどんな細かな部分でも聞いてくださいね。

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沢山のチャレンジを一緒に行っていきましょう!

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