スイング中のフェースの向き

2014年7月18日 |

こんにちは、中村です!
今回はスイング中のフェースの向きについてお話しします。

テークバックでフェースが閉じたり開いたりするとダウンスイングでスクエアに戻す動きが必要になります。
スイングにかかる時間は2秒前後です。またトップからインパクトまでだと1秒もありません。一瞬の出来事です。

この間に毎回同じタイミングでフェースをスクエアに戻すのは至難の業です。よってテークバックではできるだけフェースをスクエアに保っておく必要があります。

ではスクエアとはどういう状態かを説明していきます。まずテークバックでシャフトが地面と平行になるポジション(ハーフウェイバック)ではフェースが斜め下(前傾角度と平行)を向いた状態がスクエアです。20140718_blog_toshiyuki01
フェースが地面と垂直になった状態だとオープン、20140718_blog_toshiyuki02フェースが真下を向くとクローズです。20140718_blog_toshiyuki03

ではトップの位置ではどうでしょう?
まずフェースが斜め上(左前腕と平行)を向いている状態がスクエアです。20140718_blog_toshiyuki04
そしてハーフウェイバック同様フェースが地面と垂直になるとオープン、20140718_blog_toshiyuki05フェースが真上を向くとクローズです!20140718_blog_toshiyuki06

これまでスクエア、オープン、クローズについて説明しましたがアベレージゴルファーに多いのがオープンフェースです。
特にビギナーの方はフェースが開いてしまうことが多いのですがこれはクラブの構造にも原因があります。この構造についてはまた次の機会に説明したいと思います。

前述したようにテークバックでフェースの向きをスクエアに保てていればダウンスイングやインパクトでフェースを戻す必要がないのでタイミングに左右されずに毎回スクエアにインパクトすることができます!まずはスイング中にフェースがどこを向いているかを知ることから始めましょう!

練習に行かれた時にハーフウェイバックやトップで一度ストップしてフェースの向きをチェックしてみてください。これでプッシュアウトや引っかけ、スライス、フックの原因が見つかるはずです!!
フェースをスクエアに保ってタイミングに左右されない確率の高いスイングを目指しましょう!!

フェイス面の打点で球筋が変わる?!
バンカーでのフェースの開き方

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この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

寒い2月もあっという間に過ぎていよいよ暖かい3月に突入です!
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