みなさんこんにちは!近畿地区担当の牧野佑司です。
今年もあと残り1か月ちょっと早いですね!今年の締めくくりのコンペや忘年コンペを控えられている方は多いのではないでしょうか?
今回は去年の11月にもお話しさせていただいたヤーデージブックについてお話しさせていただきます。
前回はヤーデージブックに書きこむことを中心にお伝えさせていただきましたが、今回は先日参加させていただいたエリートJGTOチャレンジで使用したヤーデージブックで、どのようなことがどのように記されているのか?基本的なことをお伝えさせていただきたいと思います。
まず画像でヤーデージブックの中身を詳しく見ていただきたいのですが、排水溝やヤード杭、木やバンカーの先や手前などの位置から数字が記されていますね。これはすべてグリーンの手前のフロントエッジまでの距離を示しています。そこからスタート前に選手に配られるピンシートから足したり引いたりして距離を計算していきます。
矢印が付いているところの数字はティーグラウンド(バックティー)からの距離になります。これでたくさんの地点から距離がわかりますね。いろいろな地点から距離がわかることでティーショットのねらい目を決めたり、距離のジャッジを早めることでスロープレーを防止することもできます。
あと地点からの数字の横に(+2)や(-5)などは高低差を数字に表わしています。これはレーザーで距離や高低差が測れるスコープを使用しています。僕もレーザーの距離測定器は持っていますが実戦で使用することはできませんので、このヤーデージブックを持つことでしっかり距離を把握することができるわけですね。
では次にグリーン上を見ていただきたいのですが、グリーン周りに数字が書かれていますね。これはフロントエッジ(グリーン上で一番手前の位置)からの距離になります。画像のホールだとグリーン左サイドにボールを乗せるにはフロントエッジから10ヤード前後のキャリーが必要なのがわかりますね。
このようにさまざまな情報を収集することでリスクの少ないゴルフをすることができます。いい結果につなげるために、そして最速で上達していくためには正しい状況でいいショットがいい結果につながることが大切になります。この状況収集の方法などコースならではのレッスンを普段のレッスンで行いますのでぜひコーチに聞いてくださいね!