こんにちはMiya-Pです。今回のWEB LESSONは「コースマネージメント」をみなさんへご紹介します。
じつはコースマネージメントと言ってもいくつかの項目へ分解することがでるのです。
今回はその一つ目であるコースリーディングを紹介!このコースリーディングとは簡単に言うとコースデザインを読んで狙う場所を決めることです。
すでに多くのみなさんも実際にラウンド中におこなっていますよね!例えば「左に池があるから右を狙おう」「右がOBだから左を狙おう」などなどです。これらの考え方はけっして間違いではないのですが、もう少し掘り下げて思考することができるとさらに良いです。では詳しく説明しましょう。
多くのゴルファーはその日によってゴルフの調子がかわることがみなさん多いハズです。さらにプレイ当日のコースコンディション(雨、風、気温等)も日によって違うことが多いですよね!ドライバーの調子が良ければ果敢に厳しい場所を狙ってもよいでしょう!反対にティーショットに不安があれば距離に関係なく安全な場所に狙いを定めアイアンを持つ勇気も必要だと私は考えます。
また風が強い日などは無風の日のと比べて飛距離などが大きく変わるため必然的に狙う場所も変わってくるハズです。そのことから狙う場所を最低3箇所決め、その中から最適な1箇所を決めることがコースリーディングになります。
そこで12月に強化合宿を開催する伊豆下田CCを例にして説明しましょう。(※コースの方に許可を得て掲載しています)
まずは9番ホールです。
このホールは距離が短く、飛距離の出るゴルファーはワンオンを狙う事ができます。上手くティーショットが打てたときにはご褒美としてバーディをGETすることができます。しかし左右OBであることと、グリーン周りにはアゴの高いバンカー群が8個もあり、入ってしまうとパーを取るのが精一杯になってしまいます。さらにOBを打ってしまいダブルボギー以上のスコアになってしまうリスクもあります。果敢にドライバーでワンオンを狙うのか?安全にバンカー手前に刻むのか?あるいはセカンドショットを得意な距離が残るようにアイアンなどで打つことも良いですね!
さらに最終18番ホールです。左右OBのPAR.5で距離的には2オンも狙えます。
じつは最終ホールということもありプレッシャーのかかる場面、ミスも大きく発生しやすくここで涙するプロテスト受験者は私も含めて多くいました。この時点でドライバーの調子が良ければ飛距離を重視して果敢に攻めていくジャッジも一つの選択だと思います。少しでも不安があればドライバー以外のクラブでOBにならないように安全にティーショットを打っていくべきでしょう。さらに確実にウェアウェーにボールを打つためにアイアンを選択してもよいと私は考えています。ここでもリスク(危険)とリワード(ご褒美)を比較して自分のプレイスタイルに合った選択をしていってほしいです。
如何でしたか?コースリーディングというのはただ単にコースの形状を読むだけではなく、その時の風向きや自分の調子、また自分の思考を含めて考えるという奥が深いものです。コレという答えがあるわけではないのですが、考え方として身につけておくといいですね。
次回はコースマネージメント第二弾、ショットメイキングについて紹介します。