アプローチの状況によるクラブ選択

2013年10月9日 |

こんにちは!牧野です。
今回のWEBレッスンではアプローチにおける状況によるクラブ選択についてお話しさせていただきます。
今回はクラブを2本用意しました。そのクラブはPW(ピッチングウエッジ)58度(サンドウェッジ)の2本です。

最初の画像をご覧いただきたいのですが、ボールからグリーンエッジまでの距離が長くグリーンエッジからピンまでの距離が短い時(バンカー越えなども含めて)は58度のウェッジでボールを高く上げてピンのすぐ手前に落として転がりが少ないボールを打って寄せていきます。20131007_blog_yuji0320131007_blog_yuji04

逆にボールからグリーンエッジまでの距離が短くグリーンエッジからピンまでの距離が長い時はピッチングウエッジを使用して、ボールを打つ場所からすぐ近くに落として転がして寄せていきます。20131007_blog_yuji0120131007_blog_yuji02

ではこの選択にはどういったメリットとリスクがあるのか?を説明させていただきます。
最初の58度でのショットになるとボールを高く上げて打たなくてはいけません。高く上げてすぐにとまるボールを打てるとどんな状況でも対応ができます。ですが、サンドウェッジの高く上げるうち方というのは大きなスイングをしなくてはいけないので距離感をつかんだり、ボールをきれいにインパクトするのがとても難しいです。

あとのピッチングウェッジでのショットはボールをたくさん転がすショットになりますのでエッジからピンまでの距離が長い状況でないとラフやグリーン以外の場所にボールを落とさないといけなくなります。その時に距離の計算が難しい分打てる状況は限られていきます。でもボールを転がして打つというのは比較的簡単でパターを打つように距離感が出しやすくもなります。スイングの大きさも小さいのでミート率も上がります。できる限りアプローチは転がして打っていただくことが優しいゴルフをしていただくことにつながります。

ただしどのクラブを持っていただいてもピンに寄せるという目的は変わりません。2番目の状況でパターを使用していただくのもリスクをできるだけ抑えて打つ選択にもなります。ゴルフは本当にさまざまな状況の中クラブを選択して打っていかなくてはいけません。今日お伝えさせていただいたのは本当に基本的な部分です。ショートゲームレッスンやラウンドレッスンなどでいろいろな状況からどのクラブでどのような攻め方をするかの判断をコーチと一緒に考えながら覚えていかれると、おひとりおひとりにあった攻め方が見つけられると思います。状況判断の経験値を増やすためにぜひコース内の練習で状況にあったやさしいクラブ選択でスコアアップしていきましょう。

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この記事を書いたのは

牧野 佑司

牧野 佑司

こんにちは!
ゴルフを楽しんでおられますでしょうか?
ゴルフってうまくいかないと苦しい時がありますよね。そんな苦しい時間を少しでも短くなるように。そしてゴルフが楽しい時間が増えるようなレッスンを心がけております。
もちろん土台からスイングを作ったりすることも大切と思います。
1番大切なのは皆さんそれぞれ決められた目標、希望されたものを実現できるように導くことであると考えてます。
コースレッスンの強みを活かしたコースでしかできない傾斜地やアプローチ、バンカー、パターなどだけでも皆さんの力になるようなレッスンをしています。
すべてはゴルフを好きになってもらえるように。ゴルフを楽しんでもらえるように。
皆様のレッスンのご参加心よりお待ちしております。

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