R1 Driver

2013年1月30日 |

こんにちは宮下です。
春を前にテーラーメイドから2013年のNEWモデルが発表されました。
今回はテーラーメイドのフラッグシップモデルでもあるR1ドライバーを紹介します。

先週末行われた「ファーマーズ・インシュランス・オープン」では65名の選手がテーラーメイドのドライバーを使用し、そのうち35名のプレーヤーがR1ドライバーの使用を始めています。
開幕戦の「ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」においてはダスティン・ジョンソン選手がR1ドライバーを使い見事に優勝を飾りました。
また3戦目の「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」ではブライアン・ゲイ選手もR1ドライバーを使用して優勝をしました。
それでは3戦のうちすでに2勝をしているR1ドライバーの性能を紐解いていきましょう。


まず最初に構えたときに目に飛び込んでくるのはクラウン部分に描かれたオレンジ色のデザインだと思います。このデザインは大胆で今まで見たころのない、そしてどこのメーカーもやったことのないグラフィックになっています。このクラウン上の三角形のデザインはアライメントを正確におこないやすくなる機能なのです。私も実物を見るまでは違和感があったんですが、実際に構えてみると全く気にならずむしろ正確に構え易くて驚きました。

もちろんR1ドライバーは従来のモデルより飛び性能もさらにアップしています。
空力抵抗を下げたヘッドデザインへ改良したり、R11Sよりウェイトポートを下げたりフェースとソールをさらに低重心化をしました。これらの改良で7Yの距離性能が向上しているそうです。


またテーラーメイドはスイング解析システムを使ったリサーチから80%のゴルファーが間違ったロフト選択をしていること確認しました。内訳としては50%のゴルファーはロフトを寝かせる必要があり、また一方で30%のゴルファーはロフトを立てる必要があったという内容です。
そこでR1ドライバーでは従来モデルを越える調整機能をアップさせ、さらにフィッティング対応能力を向上させたドライバーに生まれかわったのです。中でも重要になるロフト選択はR1ドライバーについては8~12度までの範囲でロフトを選択することができます。

そのために従来のものとは違う新しいスリーブを開発しました(ちなみにこれまでのスリーブはR1には使用できません)この新しいスリーブを使用することで市場で販売されているほとんどのロフトを一本のクラブで実現することができるようになりました。このことがR1ドライバーのワンヘッドコンセプトとなっています。※「ワン=1」がR1という新しい名前の由来にもなっているとのことです。


ソールプレート機能はR11から搭載されるようになったのですがR1については±4度のフェースアングル調整ができるようになりました。従来モデルの5ポジションから7ポジションへの機能アップとなりました。
また弾道調整ができる機能も従来とおり搭載しています。

このように適切なロフトの選択、フェースアングル、弾道調整をおこなうことにより色々なタイプのゴルファーにフィットした調整をすることができます。
結果としてスイングに合ったクラブ調整ができ効率よく飛距離を伸ばすことができます。
みなさんも自分だけのオリジナルのドライバーをR1ドライバーで作ってみてくださいね!

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