こんにちはnorihiroです!
当然ですが、皆さんは毎日朝食はしっかりと食べていますか?特にラウンド当日は何を食べますか?
今回はそんな「ゴルフと栄養」についてシェアしていきたいと思います。
前回『有酸素運動』と『無酸素運動』の2大要素から、それぞれゴルフには「全身持久力」「筋持久力」2つの基礎体力が必要だということをお伝えしてきました。ただ運動時のパフォーマンスを維持するためには基礎体力の他に『栄養素(エネルギー源)』が不可欠なのは皆さんお分かりだと思います。ラウンド中にお腹が空くと力が出ないですよね!?(笑)
ではゴルフにはどんな『栄養素』が必要なのでしょうか?
そこで先日もパーソナルトレーナーからアドバイスを頂きました。
皆さんもご存じの通り3大栄養素には「タンパク質」「脂質」「炭水化物」があります。その中でもゴルフには『体を動かすエネルギー源』が必要で、最も代表的なのが「炭水化物」です。「炭水化物」は「糖質」に変わることからパフォーマンスを維持するスタミナのもとになります。
また「糖質」は栄養素の中でも1番エネルギーとして利用しやすく、無酸素でもエネルギーに変えられる即効性のある栄養素だそうです。「糖質」は主にごはん・パン・麺類・果物に多く含まれていて、マラソンランナーは走る前に「炭水化物」を多くの食事で摂取するそうです。(フルマラソンの場合に至っては1日分の摂取カロリー相当を1回の食事で摂ることもあるそうです。)
ただし、多くの栄養を摂取するだけではパフォーマンスの維持には繋がらないそうです。よくダイエットなどで「食べ物が消化されるまで2〜3時間を必要とする」という言葉を耳にしたことのある方も多いと思います。実はここで言う「2〜3時間」などの『摂取するタイミング』が大切になります。
『摂取するタイミング』は食べ物などによっても違うので、トレーナーから聞いたアドバイスをいくつかご紹介していきます。
(1)ラウンドの2時間前には朝食を済ませておく
→これは1番大切なことです。先程のマラソンランナーの例のように「炭水化物」から多くの「糖質」を摂取してスタミナに変えていきます。
摂取する方法も様々ですが、一度の食事で多くの栄養素を取り入れたり、食事を何回かに分けてトータルの量を摂ったりなどのご自身の胃に合った方法で摂取するのがおススメです。
(2)スタート前に水やスポーツドリンクなどの水分をあらかじめ摂っておく
→水分はスポーツドリンクに含まれているミネラル分や糖分を一緒に補給すると特に良いそうです。スタートの30分前に摂取することでスタートホールから高いパフォーマンスが維持できます。また「30分前からの摂取」が有効なので目安としては2〜3ホールプレー中に1回は水分補給されると良いかもしれません。摂取する量はペットボトルの3分の1がおススメだそうです。
(3)ラウンド中は果物などで栄養補給をする
→果物は「糖質」を含む中でもごはんやパンに比べて吸収が早いと言われています。代表的なのが皆さんご存じのバナナです。よくアスリート選手やプロスポーツ選手がバナナを口にしているのを見ますが、バナナは多様な「糖質」が含まれていて長時間エネルギーを維持することができます。またバナナは一緒にレモンやオレンジなどを摂るとクエン酸の効果でスタミナを向上させてくれます。ただし、果物が苦手な方はチョコレートでも良いそうです。
今回ご紹介した『栄養素』はパフォーマンスの維持だけではなく、プレー中の集中力などにも繋がる大事な要素です。
トレーナー云わく「栄養を摂るタイミングや摂り方(内容)でスコアアップも可能」だと教えてくれました。
皆さんも「食事や栄養の摂り方」からゴルフを見直すとさらにゴルフの楽しみ方が広がるかもしれません。