「きく仕事」
さて今回はカウンセリングについてです。
私達の仕事はまず「聞く」事から始まります。
ゴルフコーチという仕事(2)で書いたように、導くためにはまず「目的地(ゴール)」を聞いておかなければいけません。もしゴールが間違っていたらいくら良いコーチ(乗り物)でも役に立つ事ができなからです。だから私達は目の前にいる人が「どうなりたいのか?」「何を求めているのか?」を聞いておきたいのです。
しかし「そんなの分からない」「とりあえずスライスが治ればいい」という明確なゴールを持たない方がほとんどだと思います。それでいいんです。何故ならゴールを見つけるのも私達の仕事だからです。
初めての100切りは初めての海外旅行と同じく、言葉も知らない、どれくらい時間がかかるかも分からない、そもそもどんな手段があるの?幾らかかるの?何もってけばいいの?っていうかこんな私でも行けるの!?って感じです。
実際に私達のレッスンに来るクライアントの方でも「どのくらいやれば上手になれるんでしょうか?」と不安を口にする方もいらっしゃいます。
だからコーチは「どこまで知っていますか?」「何が出来ますか?」「苦手なことはなんですか?」「何か不安や心配は?」と優しく(?)訊いています。
そしてこの人なら行けそうだ!と思ったら「大丈夫、一緒に行きましょう!」と誘うわけです。
だから導く私達にとっては「聞く」のも「聴く」のも「訊く」のもとても大切な仕事です。
GEN-TENには「きく」プロフェッショナルが揃っています。