更新作業

2012年9月23日 |

秋が近づいてくるとゴルフ場では「更新作業」が行われます。

この更新作業というのは、1日何百人もの人がグリーンを歩く事によって踏圧されて硬くなったグリーンを耕して(?)、透水性を回復させる作業です。また土壌中に酸素を入れる事で発育を促す効果もあります。

作業はまずコアリングという直径1センチ程度の穴を明ける事から始まります。この穴の深さはだいたい8-10センチ程度だそうです。そしてこの掘り出されたコアをスイーパーという掃除機(?)のような機械で取り除くと穴がハッキリと見えるようになります。そして穴だらけになったグリーンに砂を巻き、その砂を穴に擦り込んで作業が終了です。
春と初秋に行われる事が多くて年に2回程度はこのような作業が行われています。

経験した方も多いと思いますが、グリーンがデコボコの上に表面は砂だらけなので、プレイヤーとしては残念な気持ちになるのですが、私達がいつも気持ちよくプレーできるのもこうした芝生の健全な生育があってこそ。文句を言いたくなるのもグッと我慢して”あるがまま”を受け入れ言い訳をしないという事もまた、ジェントルマンへの道なのです…。

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この記事を書いたのは

大矢 隆司

大矢 隆司

1980年7月15日生まれ
15歳で単身オーストラアへゴルフ留学Hills Golf Academyで3年間ゴルフを学ぶ。
その後大学在学中にティーチングライセンスを取得しゴルフコーチとして仕事を始める。MBA(経営学修士)のキャリアも持つ異色のゴルフコーチ。
2005年にGEN-TENの設立。現在はディレクターとしてレッスンプログラム開発と組織運営を担当。趣味はゴルフ旅行(スコットランドトリップアメリカトリップ

ゴルフコーチ(USGTF)
メンタルフィットネストレーナー(NESTA)
ゴルフコンディショニングスペシャリスト(NESTA)
ゴルフフィットネストレーナー(JGFO)

Director’s note」を通じて私達が提供するゴルフコースレッスンというサービスについて1人でも多くの方に興味を持っていただけたら嬉しいです。
ゴルフ&ウェルネスツーリズム「The Golf Retreat」も主宰。
大矢隆司 公式ブログ(takashioya.com)

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