今回でタカのルール・エチケット・マナーも10回目の掲載となりました。いつも読んでくれいる皆さん、ありがとうございます。
さて今回は記念号という事でルール・エチケット・マナーにちなんだ「球聖ボビー・ジョーンズの有名な逸話」を紹介します。
スコアをごまかさなかった私をほめてくれるのは、
銀行強盗をしなかった私をほめてくれるようなものである。
(ボビー・ジョーンズ)
ボビーは十七個のメジャー・タイトルを奪ったが、試合に勝ち続けている間にも、アトランタ工科大、エモリー大、ハーバード大を卒業し、機械工学、文学、法律の学位を取得している。1925年の全米オープンでは、誰も気がつかないラフの中でアドレスしたとき、自分のボールがわずかに動いたと申告、みずからに1罰打を課して、ウイリー・マクファーレンに優勝をさらわれた。
その行為は、優勝することよりも立派だと賞賛されたが、ボビーは「なぜ褒められるのだろう」といぶかった。「ゴルファーとして、あたりまえのこと。あなたは、私が、他人のお金を盗まなかったからといって褒めますか」正直で温厚なこの知識人を、セント・アンドリュースの人々は熱烈に応援し続けた。・・・
皆さんもボビー・ジョーンズと同じように愛されるゴルファーを目指しましょう
-Taka-