「最近若いゴルファーが増えてきた。しかし彼らはマナーを知らなすぎる」
先日、ゴルフ場の関係者と打ち合わせをしていた時です。僕も若いゴルファーの一人。耳が痛かったです。仕事柄多くのゴルフ関係者の方と接して同じような事を何度か耳にします。
一体なにが原因?
日本人選手のアメリカ進出、タイガーウッズの登場、アスリートゴルフの台頭。これに日本人の少子高齢化、趣味の多様化、接待ゴルフの減少。が加わり、ここ数年日本のゴルフスタイルが、大きな変革期にあるんではないでしょうか。
少し前なら先輩に古いクラブを譲ってもらうのと一緒にマナーも教わり、コースではキャディさんから細々注意され、苦いコースデビュー。今はインターネットでワンクリック、仲間同士好きなゴルフ場で好きな時にセルフプレーでコースデビュー。これまでどこか閉鎖的で、ある特定の人だけがプレーできるスポーツから、アスリートゴルフを代表とする大衆スポーツへ。僕は「古き良きゴルフを継承する」「新たなゴルファーが増える」両方ともに肯定派です。
さて話しは始めに戻ります。要するに、ゴルフを始める人たちが、ルール・マナー・エチケットを知らなくて他のプレイヤーに迷惑をかけているのです。代表的な事例として「ジーンズで来場する」「ジャケットを着てこない(メンバーコース)」「目土をしない」「ボールマークを直さない」「プレーが遅い」というものです。この文を読んで???と思った方も多いはずです。そう、何故それがいけないのか?どう直せばいいのか?を知らないんです!これは若者ゴルファーだけでなく、全ゴルファー共通の問題なのかもしれません。
僕は、このゴルフの先輩方からの助言を「GEN-TENゴルフコースレッスン」やブログ「GEN-TENの原点」を通じて少しでも皆さんにお伝えできればいいなーと思い連載することにしました。仲間と、恋人と、仕事の関係者と…楽しむため、健康のため、競技のために…ゴルファーのスタイルは様々です。しかし、数あるスポーツの中で老若男女が同じフィールド、同じルールでプレーのできる唯一のゴルフだからこそマナー・エチケットは身に付けたいものです。
みんなで楽しく気持ちよくゴルフをプレーしましょう。
Taka